2007年04月28日

酵母ライフ

100SANPH-SANY0631_SANY0631.01.jpg

すっかり暖かくなり、酵母がぷくぷく元気です。最近はレーズンの他にもりんご、いちご、柑橘類などで色々酵母を起こしては遊んでいます。パンを焼く以外にも煮込みやドレッシングに使うのが楽しくて。先日はリンゴ酵母液で煮た黒豆がとても美味しかったです。調味料を何も入れなくてもそれだけでほっこり甘くて。『酵母ごはん』の続編、気になっております。


100SANPH-SANY0630_SANY0630.01.jpg
★レーズン酵母でベーグルを焼きました。豆乳カッテージチーズを添えて。普通のカッテージチーズの要領で温めた豆乳にレモン汁を入れるとできます。残った乳清は捨てないでパンをこねるときの水に使うと美味しいですよ♪

2007年02月05日

今年も...

142-4282_IMG_2.JPG

今年もお味噌の季節がやってきました。味噌作りも3年目に入り、今年はたくさん作ります!まずは麦味噌8s分。ユズも一緒に麹と大豆をこねこね...。来週は玄米味噌も仕込む予定です♪

日本が誇る発酵食品と言えば、今甘酒作りも再燃しております。
炊飯器の蓋を開けたままで保温すると10時間ちょっとでできるようですが、我が家はマスタークックでお粥を炊いて麹を混ぜ、キルティングの布で包んでそれを更に発泡スチロールの箱に入れて保温し、冷めたら2,3回温め直すという方法で40度〜50度の温度をキープして作っています。出来た甘酒はそのまま飲んだり、寒天で固めたり、小麦粉と混ぜて焼き菓子を作ったり、ドレッシングなどにも大活躍。最近、気に入っているのは、お塩を1割ほど混ぜて作った漬け床に大根、人参、白菜などを小さく切って作る即席べったら漬け。簡単で美味しいですよ〜。

2006年12月01日

衝動買い

140-4063_IMG.JPG
以前から欲しいなぁ...と思っていた「おひつ」。それも、曲げ輪っぱのでお手ごろなもの(←わっぱにしては)を見つけてしまって衝動買い!やっぱりきちんとおひつに移したご飯は美味しくて感動しています。

妊娠してから玄米が食べづらくて、白米がとっても美味しかったのに、産んだ途端にまた玄米がしみじみ美味しい今日この頃です。新米が出たところなので余計でしょうか?圧力鍋で炊いたり、土鍋で炊いたり、おかゆにしたりと楽しんでいます。ユズも玄米を嫌がったりしていたのに、このごろはまたお代わりしています。季節のせいもあるのかも知れませんね。

妊娠中は、結局そのときそのときで「美味しい」と思えるものを食べるようにしていました。望診までしていただいたのに...(苦笑)。白いご飯とかつお出汁の味噌汁がやたらと美味しかったり、初期のころはジャンクフードにはまったりでしたが、ユズのときからは随分体が変わったようで、今回は後期にばっちり貧血が出てしまったのに出血はほとんどありませんでした(ユズのときはヘモグロビン値が10.5とギリギリセーフだったのに出血多量)。病院の先生が柔軟な方で鉄剤は処方されず、滋養鉄を飲んだだけだったので、結局何が幸いしたのかは分からないのですが、貧血の割にはめまいや立ち眩みなどの症状もなくて全然自覚症状はありませんでした。

おっぱいに食べたものが全部出てしまう今は、誘惑に負けてお砂糖をたくさん摂るとかりんのお尻が赤くなってしまったり、おそらくバター?を摂ると髪の毛がふわ〜っと逆立ったり目に見えてしまうので、やっぱり食べたいものを好きなだけ、という訳には行かないのがツライところです...。





2005年11月24日

国産小麦の意外な問題点

以前から時々足を運ぶパン屋さんでちょっと意外なお話を耳にしました。

このパン屋さんの店主の方はお子さんが生まれたときに食の安全に危機感を持つようになり、天然酵母を使った安心でおいしいパン屋を開くことを思い立ったそうで、地元では結構知られているお店なのですが、先日このお店に置いてあった地粉を買う際に何気なく、「お店のパンもこの粉で焼いているのですか?」と尋ねると、違うとのこと。国産小麦を使っているお店は大抵その旨を表示しているので、国産ではないのだろうとは薄々感じていたのですが、私の質問の意図をお店の方が悟られたようで、国産小麦の問題点について、いろいろと話してくださいました。

その概要は以下のようなもの…

1.ポストハーベスト(収穫後農薬散布)は国産小麦でも保管のために行われているものもある。
2.小麦生産は日本の風土では難しく、品質が安定しないため、パン用の小麦には特にグルテンが足りないため、グルテンを添加することがある。そして、小麦そのものは国産であっても、この添加されたグルテンは外国産小麦のものであることが多い(しかもグルテンは小麦の外側に近い部分から取るため農薬残留率が高い)。
3.国産小麦の製粉会社は国から補助を得ているのにも関わらず、自然食品店などに卸す際にさらに付加価値をつけて2重に利益を得ているところがある。

このお店も以前国産小麦を使っていたことがあったが、上記のような理由と価格のこともあって、農薬残留理の低い、上等な輸入小麦(ランクの高い小麦は芯の方を使うためだそう)を使うことにしたのだそうです。


ポストハーベストが国産の農産物にも行われているなんて、初耳でした。しかも日本ではポストハーベストは禁止では…?でも、このことに関しても一般消費者には分からない何か抜け道があるのかも知れません。商品の表示からは問題のなさそうに見える、海苔に酸処理がされているだとかそうめんの保存に臭化メチルでくん蒸がされているなどということもあるし、国産小麦だからといってすべて安心な訳ではないのかも知れません。パン屋さんのお話がすべて本当なのかは分かりませんが、すべてでまかせとも思えません。

こうなってくると、何を基準に食べ物を選ぶのか、本当に難しい問題です。「無農薬」とか「有機」とか「無添加」という表示についつい踊らされてしまいますが、保管方法のことまでは分かりません。自然食品店では同じ商品でも値段が高いものの方が売れるのだそうで、消費者の心理をついた商品価値の裏側の仕組みについてもよく知っておかなくてはと思いました。そうそう、小麦粉の表示に「無漂白」というのがありますが、あれも表示のワナらしく、いまどき漂白しているものなどほとんどないのだそうです。ただし、中国・韓国産は漂白しているものもあるらしいです。


国産小麦の保管方法の問題について、検索ではそれらしき情報が出てきませんでしたが、ここのメルマガはとても役に立ちそうです。

2005年09月15日

『食べられる』ことに感謝…

安心な食材を…と考える人が増えてきて、スーパーなどで手軽に有機野菜が手に入るようになってきました。でも、こうして世間のニーズが高まってくるにつれて『工夫』が凝らされ(野菜に限らずですが)、本当のことがやっぱり見えにくくなってしまうように思います。

私も有機JAS認定のお野菜は無農薬だとかつては誤解していたこともあって、自分がきちんと調べていなかったことも悪いのだろうけど、そこには何かからくりがあるような気がしてしまうのです。そして農薬がかかった野菜やお米よりも、輸入の小麦や大豆(もしくはその加工品)、輸入の飼料を食べている家畜の方がずっと恐いのだということもとても見えにくい事実なのではないでしょうか。

自分で少しだけ野菜を育てていることもあって(今はしばしお休み中ですが)、もう少し野菜作りのことを知りたいと思っていくつか本を読んでみると、目先の効率を重視するあまり、必要以上に肥料を与えたり、病気を未然に防ごうとしたり、害虫などを駆除したりすることによって生態系を崩してしまうことが却って悪循環に陥るのだということが事実としてあるようです。もっと自然界の持つ力を信じて、あるがままを大切にすれば、丈夫で健康な野菜が育っていく。なんだか野菜も人もおんなじだなぁなんて思いました。どうやら有機野菜がブームになったことで環境に負荷がかかっている一面もあるようです(過剰な有機肥料が自然に還るのが難しくなっていることなど)。でも、実際、採算性を考えるとこれらは難しい問題なのかも知れません。

少し前にイベントで地場の野菜の即売会があって、そこで野菜を売っていた農家の青年に何気なく「無農薬ですか?」と尋ねると、無農薬野菜を作る知識が自分達にはないこと、そんなことをしていたら採算が合わないため、自分達の体を害する危険性と隣あわせになりながらも農薬を使っていることなどを切々と語られて、不用意なことを言ってしまったという申し訳ない気持ちと食に対してエゴイスティックに向き合ってきた自分に罪悪感を感じてしまいました。

以前は安価で見た目のキレイな野菜が望まれていたのに、消費者のニーズが少々値が張っても、少々見た目が悪くても安心して食べられる野菜を…という風にシフトしてきて、農家の方たちも戸惑っていらっしゃるのかも知れません。

他の食材に関しても、昔言われていたこととは違った事実も判明したりして、それに振り回されてしまう生産者の方もきっと大変なのでしょう。今の流れがよい方向に変わっていけば、と願うけれど、その裏には複雑な事情もからんでいるのだろうし、たくさんの犠牲も払わなければならないのかも知れません。


食に関して、知れば知る程分からなくなったり、知らないほうがよかったのかも…と思うこともあったりするのですが、家族や自分の健康を追求することばかりに目を向ける前に、まずは「感謝すること」を忘れないでいようと思います。

2005年08月13日

離乳食の新刊本

気になっていた離乳食の新刊本(と言っても今すぐ必要なわけでもないんですが)、「いいお産の日」のイベントで手にとって見ることができました。

アトピーっ子も安心の離乳食―ママから取り分ける簡単レシピ
梅崎 和子
4259561200


この本は現代栄養学に基づいた献立ではなく、陰と陽という自然の摂理に基づいて赤ちゃんとお母さんの食事が考えられているものです。離乳食というと、巷にはキレイな写真が並ぶ手の込んだレシピの本などもたくさんあって、新米ママの私も当時は赤ちゃんの目も楽しませてあげなくちゃ!なんて思って張り切っていたものですが、実際には赤ちゃんの分を別に、しかも手の込んだものを作るのは後追いの激しいユズを抱えた状況において、とても無理でした。

でも、やっぱり私は離乳食の基本は、『○か月になったから』と親があらかじめおもてなしをする必要はなく、始めはただ一緒に食卓について、赤ちゃんと楽しい雰囲気を味わう、それでそのうち赤ちゃんが食べることそのものにも興味を示したら、自分のお皿から取り分けてあげるというのが一番無理のない方法なのではないかなぁと思うのです。

この本では、開始するのならば7ヶ月頃から野菜やお米のスープを、と母子手帳などに載っているペースより、ゆっくり目に進めるようになっています(でも実はWHOは母乳だけで育っている子の場合、生後6ヶ月までは母乳以外のもの、白湯やお茶すら必要ないと言っているそうです。)。果汁は身体を冷やし、アレルギーの原因にもなるので必要ないこと、タンパク質は母乳から取ればよいこと、など赤ちゃんの身体に無理なく進められるようになっていて、基本的にお母さんの食事から取り分けられるようになっているので、お母さんの側もこういった食事を続けていけば、おいしい母乳も出るし、体質改善にもひと役かってくれそう…。おかゆも白米から始めて玄米に移行するやり方なども載っています。他にもお砂糖を使わない簡単なおやつや、身体の調子が悪いときに身近な食材を使った手当ての方法も載っていたりして盛りだくさんな内容です。


『離乳』と言ったって試食のようなもので、まだまだ母乳から栄養を摂るのがメインの時期。赤ちゃんが食べものに興味を示さなかったら、きっと今は必要としていないのです。全然焦る必要などないと思います。そう考えれば、最初になんとか母乳育児にたどり着こうと頑張ったことは私にとって大きなメリットがありました。





乳製品からカルシウムを取り、主食より副食重視で栄養素をたくさん摂ろうという、戦後に入ってきた現代栄養学にすっかり馴染んできた私達母親世代も、アレルギーの問題が出てきて、みんな疑問を持ち始めている今、少しずつこういった考えが広まって、世界にも誇れる日本の伝統的な食生活が見直されていくといいなと思います。



※離乳食の関連記事→『離乳食のこと







2005年07月24日

台所育児

ユズがまだ赤ちゃんだった頃、『坂本広子の台所育児 一歳から包丁を』という本に偶然出会いました。食育に関する活動などを精力的にこなされている坂本廣子さんの著書。小さな子どもでもきちんと教えてあげれば、危ないことはないし、しっかり料理を作りますよ!という内容の本で道具の選び方から子どもでも簡単に作れる料理のレシピまで分かりやすく実践的に書かれています。


「食べることは生きることにつながっていく。」そんな言葉は私にとっては赤ちゃんを授かってから、やっと意識できるようになったような気がします。


15年前に書かれた本ですが、現在も根強い人気があるのには、あらゆる料理がお手軽にお店で買えるようにはなったけれど、やっぱり家庭で手作りしたご飯をみんなで食卓を囲んでいただく暖かさを大切にしたいという思い、子どもにもそれを伝えたいという気持ちをみんな少なからず持っているんだろうなぁと思う。

坂本さんがこの著書の中で言われている、「にんじん嫌いの子どもには分からないようにすりおろして混ぜてごまかしてしまうのではなく、正々堂々と勝負させてやりたいという。」というご意見にも何だか共感。そうやって嫌いなもののひとつやふたつ、避けて通ることは別に大きな問題ではないのかもしれないけれど、何だか勿体無い!って思うのです。苦手な食べ物も子どもがもっと身近に感じられるようにこっそり仕組めば(笑)、意外と簡単に克服できるようなそんな気がするのです。自分で水遣りして育てた野菜、自分も手伝ってできた料理、子どもは嫌い!なんて言わずに得意になって食べるんじゃないかな、って思う(そんなに上手くいくものではないですか!?)。

この本と出合ってから、そのうちユズと並んで台所に立てたら楽しいななんて思っていましたが、そろそろ包丁を持たせてもいいのかなと思っています(さすがに1歳はムリだった…)。
この頃は家事のまねごとをするのが遊びの定番になっているユズ。お料理も「包丁で切る」以外は何でもお手伝いしたい!と言うようになってきて、抱っこばかりだった以前と比べると仕事が増えたりもするけれど、断然楽しく、そして楽になってきました。

玉ねぎや豆の皮を剥いたり、切った食材を鍋に入れたり、炒めものにも挑戦(もちろんそんなに上手ではないけれど)。さすがに火に近づけるのは最初は躊躇したのだけれど、子どもは危険なものをちゃんと分かっているように見えます。ゴマを擦る作業は、かき混ぜているだけだったのに少しずつ上手にできるようになってきました。

切るという作業だけは、まだユズの手に合う小さな包丁もないし、やらせたことがないのだけれど、おままごとの野菜を切る手つきも何だかそれらしい感じだし、少しずつ一緒にやってみてもいいかな?と思い、子ども用の包丁を探す予定です。子ども用の包丁と言えば、坂本廣子さんが監修されているものヘンケルスのものが浮かぶのだけど、金物屋さんを覗いてみるのも面白いかなと思ってみたり…。実際に子ども用の包丁を選ばれたことのある方がいらっしゃたら、ご意見を伺いたいです。


食卓を「家族みんなで」囲むことすら難しくなっている今の世の中、どんな料理を食べるにしろ、みんなでわいわい楽しく食事をする時間は本当に貴重で、子どもの心の成長にとっても身体の成長にとっても、とても大切なものだと思う。そんな一こまの中に子どもが一生懸命作った一皿が並ぶ日を夢見ている私なのでした。

2005年06月08日

お砂糖の話

私は子どもの頃から甘いものが大好きで、身体によくないと知りつつ、なかなかきっぱりと止められずに苦労しています。それでも、子どもを産んでからは食生活の変化や歳のせい(?)もあり、少しずつ甘〜い誘惑と闘うことが減ってきました。


お砂糖には虫歯や肥満の原因になるというイメージは強いですが、摂取した砂糖の強い酸を中和するために、アルカリ性である血中のカルシウムが奪われてしまうこと、種々の病気や最近のキレやすい子どもの傾向とも無関係ではない…そんなことを知ったのはユズを出産して色々調べ始めてからでした。


もちろん、過剰に摂取しているようでなければそれでいいのかもしれませんが、砂糖には常習性があるため、ついつい許容量を超えてしまうところが怖いのです。特に盲点になるのは清涼飲料水やジュースの類。1本当たり20〜30g強の糖分、それも多くの場合白砂糖より更に薬品に近い代替甘味料が使われています。子どもが砂糖を摂取する場合、適正な量というのは体重1s当たり1gだそうです。大人でも1日20gくらいまでが理想だとも言われていますので、ジュース類1本で1日の適正量と言われる量を簡単にオーバーしてしまうのです。

こうして知らず知らずのうちに砂糖を過剰に摂取することが(血糖値が急激に上がることが問題)、精神にまで影響を及ぼす低血糖症を引き起こす…日本でも確実に増えている病気のようです。



3歳までに食べるもので嗜好が決まるという話もあり、それならユズは甘いものを食べなくても苦労しないような嗜好になればいいなと思い、砂糖の入ったお菓子・飲料については極力避けてきました。そこで、子どもの間食は何がいいだろう…と考えていたときに幕内秀夫さんの「じょうぶな子どもをつくる基本食」を読み、「おやつは3時にする食事である」という考えにすごく気が楽になりました。毎日おやつを手作りしてあげなくても、おやつが小さな食事だと考えればおにぎりと水やお茶で十分なのです。それが当たり前の生活をしていれば、子どもだって疑問に思うこともありません。家庭生活が中心の今のところは、ですが。甘みが欲しいときには芋類や豆類の自然の甘みを味わえる敏感な舌を持っていて欲しいって思う…。

そんな生活をしていると、外で甘いお菓子やジュースを出されるようなことがあっても、今のところユズはそういったものにあまり執着しないように思います。口はつけることもあるけど、食べても一口、二口という感じで。


マクロビオティックでは甘味が必要なときは米飴やメープルシロップなど血糖値がゆっくり上昇する多糖類を利用したり、ドライフルーツや野菜の自然の甘みだけでお菓子を作ったり、豆腐を使ったチーズケーキや生クリームの作り方などもあり、面白そうだなぁって思っています。未来食のお菓子も興味津々!ユズがもしお菓子やケーキなどを食べたがるようになったら、そんなお菓子のレパートリーを増やすのも楽しそうだなぁと思う今日この頃です。



子どもおやつ―じょうぶな子どもをつくる基本食
幕内 秀夫
4072338567


幕内秀夫さんの簡単に作れるおやつレシピもおすすめです。

2005年05月07日

自家製発芽玄米(発芽玄米の作り方)

125-2535_IMG.01.jpg

玄米はぼそぼそして食べにくい、という方がよくいらっしゃいますが、そんな玄米も炊飯器ではなく、圧力鍋で炊くともっちりとおいしく炊けるものです。

一般にはそんな玄米より食べやすく(炊飯器で炊ける上、甘みが増す)、栄養吸収率も玄米よりいいとされる『発芽玄米』が製品として売られていたり、発芽玄米を作る機械などもありますが、高いお金を出さなくても発芽玄米は家庭で簡単に作れるものです。特にこの時期は暖かい窓辺などにおいて水を替えながら(雑菌の繁殖と酵素臭を防ぐため)2日も置いておけば、簡単に発芽します。冷蔵庫の上なども暖かいのでいいらしいです。水を替える手間を省いてゆっくりと発芽させるなら、冷蔵庫の中でも水につけておけば発芽しますよ。


125-2536_IMG0000.01.jpg

↑クリックで拡大します。
こんな風にぴょこっとツノを出したみたいになったら、出来上がり。中にはのんびりさんのまだ発芽していない玄米もあったりしますが、市販のものも発芽率は20%だという話もあります…。胚芽がぷくっと膨れていたらそれだけでも各栄養素の値は上がっているようです。

発芽玄米のメリットとして挙げられているのは、こんなところでしょうか…

・ギャバ(γーアミノ酪酸)※が多く含まれる(普通の玄米の約3倍、白米の10倍)
・カリウム、カルシウム、亜鉛、鉄などのミネラルがより効率よく吸収される
・血圧を下げたり活性酸素を取り除いてくれたりする
・白米の5倍の栄養価

※ギャバの効能には血圧を下げる、中性脂肪を抑える、肝臓・腎臓のはたらきを高める
神経を鎮める、脂肪肝、肝硬変、骨粗しょう症、心臓病、便秘、大腸がんの予防。コレステロールの増加を抑える、自律神経失調症、更年期障害の緩和 などがあるらしいです。


うちはいつもは普通の玄米だったりしますが、本当は子どもには消化吸収のよい発芽玄米の方が合っているのかもしれません。

最近、スーパーなどでも見かけるスプラウトなどもそうですが、発芽の瞬間というのは植物のエネルギーがすごくアップするのだそうです。実際に作ってみると、ぷくぷくと酸素の泡が出てきて、玄米って生きてるんだぁ!って実感します。


【追記】
菌の増殖について、貴重なご意見を頂きました。詳しくはコメント欄をご参照ください。これから気温が上がってくるにつれ、あまり長く置いておくのは避けたほうが無難と言えそうです…。※『発掘あるある大辞典』の第294回の玄米の特集でも詳しく取り上げられていました。リンク禁止なので、興味のある方はHPで確認してみてください。







2005年04月13日

マクロビオティック!

自然派ママの食事と出産・育児
大森 一慧


マクロビオティック界で有名な方らしい大森先生の新刊本、neroriさんのところで最初に拝見して、さくらこさんにも紹介していただいたので興味が沸き、私も手元に置くことに致しました〜。

マクロビオティック、玄米菜食、私も『なんちゃって』の域までは実践しているのですが、なかなかしっかり勉強することもなくちょっぴり敬遠しておりました。お魚、お肉抜きなんてウチでは無理だわ…って思っていたので。

ですが、この本は食物も含め自然界のすべてが陰と陽で構成されているというところから始まり、本当に分かりやすく書かれていて、個人個人の体質やトラブル発生時に合わせた食事法の紹介がされているので、できるところから少しずつ始めてみようかなぁと思っています。玄米ひとつとっても炊き方で陰、陽が変化するなんて奥が深いですね。私はいつも圧力鍋で炊いているのですが、体の調子によって炊き方も工夫するといいということですよね。

妊娠中にもっとよく勉強していたら、ユズにももっとよい胎内環境を提供してあげられたのにな…とちょっぴり残念です。でも食事で逆子も治るってホントかな?すごいですね。


食事に関してはもちろんのこと後半の手当て法も更に面白そうです。家にある食材を使った手当てに関して、日焼け後のきゅうりパックとか風邪のときのしょうが湯くらいは知っていましたが、症状別にかなり細かくいろいろな方法があるものですね。

いざとなったときのホメオパシーや手当ての効力を発揮するためには、やっぱり自然治癒力を高めるような日ごろの生活の仕方が肝心なのだと思います。


ユズを妊娠する前は、朝ごはんはコーヒーだけとかヨーグルトだけとか食生活がおろそかになっていた部分もありました。普段の食事も西洋料理が多かったし…。妊娠してから、朝食は玄米と味噌汁、それ以外のときも和食中心に、旬を大切に、と意識しただけでも体の調子がすごくよくなったので、最初は大変に感じますが、陰と陽のバランスを考えた食事を続けていればきっともっと体は変わるのだろうなぁと思います。


そして、マクロビオティックを実践することは家族や自分が健康になるだけでなく、地球にとっても優しいことなのだそうです。生産や輸送にかかるお金やエネルギーを節約したり、地域の農業を守ったり…。家畜の飼料となる穀物が食肉一皿分に対して、ご飯20杯分にもなるだなんて正直言って考えたことなかったです。世界中の人々の少しずつの努力で貧困と飢餓に苦しむ人たちを救うことができるのですよね。今まで家族や自分の体のことばかりに考えが向きがちでしたが、一人ひとりの食生活がこのような世界全体の食糧事情に結びついているのだと意識するきっかけにもなりました。



この本に出合わせてくれたneroriさん、さくらこさんに感謝です。そして、ユズが生まれていなかったらきっとこんなに食生活を振り返ることもなかったのだろうと思うとユズにも感謝!
posted by sayah at 23:56| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | +『食べること』大切にしたい+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月01日

抗生物質が引き起こす悪循環

ユズが生まれる前までは『抗生物質』という言葉になんだか良いイメージを持っていました。風邪をひいたりしたときによく効く!みたいな。

抗生物質が細菌性の風邪に対して効果があるというのは本当なのですが、抗生物質の過剰使用により、耐性菌という抗生物質の効かない菌が出現し(O157も耐性菌のひとつと考えられています)、それに対抗するための更に強い抗生物質を作らなければならない、という恐ろしい悪循環が起こっているということが問題になっています。


スーパーで売られている肉や魚介類の中にも抗生物質を投与されたものがあります。効率よく生産するために、生き物にとって過酷な飼育環境(密飼いなど)で育てていると、病気になりやすくなったりします。それを防ぐためにあらかじめ抗生剤を投与するのです。


そのような環境で育てられた肉や魚介類を食べることによって、食物連鎖で人の身体の中にも抗生物質が入ってきてしまい、体内に耐性菌を作ってしまう恐れが出てきます。

そう考えると、生き物はみな自然な形で生きることの大切さを実感します。野菜でも有機農法の場合は、農薬などに頼らなくて済む病気にかかりにくい野菜を作るために、土壌作りをしっかりとするそうです。肝心なのは土台作りなのに、効率性を重視するあまり病気にかかることが前提みたいになってしまって、悪循環に陥ってしまっているのですよね。このような現実はなんとかならないものでしょうか…。


子どもの身体も同じことで、病気になってから薬に頼るのではなく、病気にかかりにくいような身体作りを心がけてあげたいなぁと思います。



2005年03月25日

花粉症が治るお米??

花粉症の症状を緩和する稲が開発され、2007年には実用化される見込みだそうです(読売新聞の記事より)。少量のアレルギー物質を注射し続けることによって身体を慣らす「減感作療法」と同じ原理で、スギ花粉と同等のタンパク質が蓄積されたおコメを食べ続けることによって、その効果が期待できるということなのですが、なんだかコワイ感じがしてしまいます。

アレルギーで悩む方にとっては、効果があるのならどんなものでも試してみたいと思うところなのかも知れませんが、実はこの稲は遺伝子組み換え植物なのです。同種間の交配のみを行う品種改良と違い、遺伝子組み換えは特定の性質をつくる遺伝子(同種・異種にかかわらず)を組み込むもので、環境や健康への影響ははっきりしていません。実害が確認された例もあります。⇒昭和電工トリプトファン事件

国はどうやら長期に渡る影響というものを無視して、開発企業から出されたデータのみで安全性の審査を行っているらしく、国が認可しているからといって安心はできません。

それに何かの間違いで、花粉症とは無縁の人がこのイネを食べてしまったら…!?。


そもそも、昔は花粉症などなかったのですから、自然に手を加えることへの代償は大きいように感じてなりません。

・遺伝子組み換えイネは他にもいろいろあります⇒遺伝子組み換えイネ監視市民センター

・遺伝子組み換え作物について非常に詳しいサイトもありました。⇒安田節子.com

2005年03月18日

調味料に関して

以前は、加工品の添加物ばかり気にしていたのですが、調味料に関しても効率性や価格を抑えることを重視した商品には、製造過程や原材料に問題が多いのだということを知りました。
例えばこんな↓こと…

・醤油
市販品には『丸大豆醤油』などと記載があり、高級感を持たせている商品もありますが、本来醤油というものは丸大豆から作るものなのです。ですが、発酵に時間がかかるため、安価なスーパーの醤油は薬品を使って油を絞った後の大豆カスを使い、そこに添加物も加えて1週間程度で発酵させてしまうのです。原材料表示にカラメル色素とあれば、それはお醤油の色に見せるために着色がなされている事実が分かります。本来、お醤油を作るのに必要な原材料というのは大豆、塩、小麦(麦)だけでいいのですよ。

・味噌
これも市販品は大体速醸法と言って、添加物を加え短期間に熟成させたものばかりです。中には長期熟成の表示があるものもありますが、具体的な日数について表示されたものは、私は見たことがありません。ダシ入りのお味噌には大体化学調味料が添加されています。自然食品店のお味噌でも、具体的な熟成期間が表示されているものは、ほとんど見かけません。それで、一度自分でお味噌を本来のやり方で仕込んでみることにしました。きちんと熟成させようとすると半年以上はかかるのが普通のようです。

・酒
スーパーで料理酒として売られているものの表示を見ると、米と米麹だけで作れるはずのお酒にたくさんの?な物質が添加されているのに気づきます。みりんや酢に関しても同様です。

・油
私は自炊を始めてから、ずっとサラダ油とよばれているものを使っていたのですが、この爽やかな命名とは裏腹に製造方法を知るとちょっと使う気にはなれません…。本来、油というのは菜種をつぶして油を絞る圧搾法で作るものなのですが、つぶして油を抽出するというのは大変手間がかかる上、原料の5〜7割しか油が抽出できないのだそうです。そのため、ベンジン・ヘキサンといった有機溶剤を原料に振り掛けて、溶剤ごと取り出すのがこの安価なサラダ油なのだそうです。でも、こういった安価な油は酸化しやすく、すぐ品質が悪くなります。圧搾法で抽出した菜種油は高価に見えても、コシが強く繰り返し使えるのです。

そして、意外と盲点になるのがそれぞれの調味料に使われている原材料です。大豆・米・小麦などは安価な輸入物の可能性もあり、そうするとポストハーベスト(収穫後農薬散布)や遺伝子組み換え(安全性が確認されていない)の問題もでてくるのです。今は有機野菜が注目を浴びていますが、ポストハーベストの農薬量は野菜に残留している農薬の比ではありません。

幕内秀夫さんがまず調味料を見直そう(⇒過去ログ)とおっしゃっているのには、こういうこともその理由のひとつかもしれません。

2005年03月09日

何を優先させるか

できる限り身体に優しいものを食べるようにしたいという思いは強くても、我が家の食費にかけられる予算にも限界があり、やっぱりある程度妥協しなければならない部分というのも出てきます。

そこで、何から順に優先させていくのか、ということになるのですが、粗食のすすめの幕内秀夫さんは著書の中で

一番目は調味料
二番目は水
三番目は加工食品の見直し
最後が素材

と書かれています。
我が家では水に関しては、今の家に引っ越したときにシーガルフォーを母が買ってくれたのですが、それ以外は調味料より素材の方が気になっていました。

でも実際調味料を良いものに変えると、料理の味が随分変わることに気づいたのです。特にみりんはきちんとした製法で作られているものを使うと全然違います。舌がそれほど敏感ではない私でも料理の腕があがったような気にさえなるくらいです。

加工品はやはりもとの素材の出所(安価だけれど危険性の高い輸入製品である場合も多い)が気になるし、加工する過程でどうしても添加物の問題が出てくる場合が多いので、利用はできるだけ避けたいところ。でもラクしたいときもあるから難しいのですけどね。

素材に関しては、まずは国産を大切に。あとは野菜は旬の地場野菜を買うようにはしていますが、有機野菜でないものを買うこともあります。お肉はユズがまだ食べないので、飼料や飼育環境に問題があるかもしれないものも買うときもあったりします(母乳で育てているのでホントは完璧にしたいところなのですが)。魚介類も加工品は避け、養殖ものはできるだけ買わず(抗生剤投与の可能性があるため)に近海で取れたものを選ぶようにしています。

でも、安全性もさることながら、効率性や価格を抑えることを重視せず、本来のやり方で作られたものは当然ですがやっぱり味が全然違います。本当においしいので、外食を減らすなど工夫して、できるだけ家で使う食材にお金をかけたいなと思うようになりました。そして、生産者の方々の思いをこちらも大切にしなければという気持ちも芽生え、野菜なども保存方法などを勉強するようになりました。(今までは本当に適当で根菜を冷蔵庫に入れてしまったり、葉物をダメにしたりしていたのです…)

子どもが学校に上がれば給食の問題も出てくるし、食とどこでどう折り合っていくのか難しい問題ですが、これから試行錯誤しつつ考えていこうと思っています。

2005年02月28日

子どもの食器

121-2163_IMG.JPG

赤ちゃんが使う食器類は、割れないことを重視したプラスチック素材の製品が多いですが、環境ホルモンのことも気になります。それに大人だってプラスチックの食器ではなんだか味気ないなと感じるので、小さくてもやっぱり食事を目で楽しむことも知って欲しいと思い、ユズには初めから陶器の食器を与えることにしようと思っていました。

小さいので扱いが悪く、割れてしまうこともあるだろうと覚悟して、そのときはそのときで陶器が壊れるものなんだということを知って大切にするようになってくれればいいと思っていたのですが、ある程度重さがあるため、食べるときも安定するので意外と落としたりするようなことはありませんでした。ユズは性格上、あまり物を投げたり、落としたりという探索をする子ではなかったことも幸いしていたのかも知れないですが…。

もっとシンプルな白い陶器でもよかったけれど、なんだかかわいい雰囲気で一目惚れしてしまったデザイナーズギルドの食器セットを使っています。今ではご飯を食べ終わると、ネコちゃんが出てくるのを楽しみにしているので、小さいうちはキャラクターがついているようなにぎやかな食器で食事を楽しく演出するのもひとつの方法かなぁと思っています。

2005年02月16日

離乳食のこと

赤ちゃんが初めて出合う食事はたいていの場合、離乳食ということになるかと思いますが、日本の早すぎる離乳食の問題点がだんだんと明らかになりつつあるようです。

2005年1月31日の東京新聞の記事に以下の記事が載りました。

変温化する子ども 『早期の離乳食原因』白書指摘 アレルギー急増も
 
子どもが“変温動物”になっている。子どもの低体温化は以前から指摘されているが、実態は「朝は低体温、午後には高体温」だという。人間は恒温動物のはずだが、体の不調で体温を一定に保てなくなっているというのだ。加えて1990年以降、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が急増している。こうした原因として、国が全国一律で進める育児法の誤りを指摘する声も上がるが−。 (藤原 正樹)

 「七〇年代中ごろから教育現場の先生の間で『子どもたちの体がおかしい』という声が噴出し始めた。低体温化が指摘され始めたのもこのころで、状況はどんどん悪くなっている」

 日本体育大学名誉教授で「子どものからだと心・連絡会議」議長の正木健雄氏は現状を憂える。連絡会議は七八年から全国の教育機関約千校を対象に子どもの症状を継続調査し、毎年「子どものからだと心白書」を発行している。

 白書によると、平熱三六度未満の低体温の小学生が六割を超え、変温動物化が指摘されている。小学低学年女子の起床時の体温は、四割近くが三六度以下なのに、下校時になると半数が三七度以上になっている。正木氏は「体温変動の振幅が大きく、恒温動物になりきれていない。すぐに疲れを訴える例も増えている。体温調節をつかさどる自律神経がうまく発達していない」と分析する。

 一方、子どものアレルギー症状が急増したのは九〇年ごろからだ。保育・幼稚園や小中高校の先生が「最近増えていると実感する症状」の調査では、「アレルギー」「皮膚がカサカサ」が八〇年代半ばから目立ち始め、九〇年以降はトップに並ぶようになった。

 実際、九八年に日本学校保健会が行った全国調査では、アレルギーと診断されている子どもは四割を超えている。熊本地域医療センター小児科の後藤善隆部長は「ここ数年(急激なアレルギー症状の)アナフィラキシーを起こす子どもが増えている」と証言する。

■タンパク質は分解できず…

 なぜ子どもの体がおかしくなったのか。「全国一律で進める育児法の誤りが子どもを壊している。母子健康手帳の指導で、生後五カ月から食べさせる離乳食が変調の要因だ」と警鐘を鳴らすのは、元東京大学医学部講師で日本免疫病治療研究会の西原克成会長だ。「人の腸は一歳前後で完成する。それまでは母乳か人工乳だけで育てるべきだ。早期の離乳食でタンパク質を与えると、分解できずにそのまま吸収して抗原になり、アトピー体質になる」

■80年に離乳ガイドライン

 西原氏によると、国内で離乳食が広がり始めたのは、早期の離乳食を薦める『スポック博士の育児書』の翻訳本が発行された六六年からだ。八〇年に厚生省(現厚生労働省)が離乳ガイドラインを定め、母子健康手帳で全国一律に指導し始めてから一般に定着した。西原氏が指摘する離乳食原因説は、子どものからだと心白書でアレルギー症状が急増した時期と一致する。

 西原氏は「咀嚼(そしゃく)できない乳児は離乳食を丸のみし、タンパク質でもばい菌の芽胞でもなんでも吸収してしまう。その結果、本来ほとんどビフィズス菌の腸内環境が、大腸菌ばかりに変化し、大腸菌だらけの緑便が続くようになる」と解説し、子どもの変温動物化も離乳食が原因とみる。

■体内でばい菌繁殖し低体温

 「体内で繁殖したばい菌が細胞内感染を起こし、体温をつくり出すミトコンドリアがばい菌に酸素を奪われて機能せず低体温になる。変温動物化している子どもは、慢性自家中毒を起こしている。体内をめぐるばい菌と共存しているカエルなどと同じ状態だ。乳児期に一年も緑便状態なら、生涯にわたって体調不良が続く危険性もある」

 西原氏は離乳食がきっかけになる口呼吸も問題視する。

 「母乳や哺乳(ほにゅう)瓶で人工乳を飲む乳児は口呼吸はできないが、スプーンで離乳食を与えると口呼吸のくせがつく。口呼吸では、鼻呼吸のばい菌除去機能が働かず扁桃(へんとう)組織からばい菌が体内に入る。のどが乾燥することでばい菌の温床になり、免疫力が壊れていく。小児ぜんそくになる子どもは、100%口呼吸だ」。ピジョン常総研究所の二〇〇一年の全国調査では、三−十三歳の43・8%が口呼吸だった。

 母子健康手帳では、三−四カ月から離乳食準備として、薄めた果汁やスープを飲むことを薦めている。西原氏は「みそ汁の上澄みにもタンパク質があり、果汁にも酵素(タンパク質)がある。離乳食と同じくアトピー体質の原因になる」と切り捨てる。

■果汁やスープ時期早すぎる

 早期の果汁やスープは、世界の常識にも反するという。米国の小児科学会は九七年、「生後六カ月までは母乳または人工乳だけを与え、水や果汁その他の食物を与えるべきではない。離乳食を早く始めると、乳児がアレルギーを起こす可能性が高くなる」と警告している。世界保健機関(WHO)も同様の見解を発表している。

 宮城県立こども病院の堺武男副院長は「乳児が鉄分を吸収するためにはビタミンが必要だ。昔の人工乳にはビタミンが含まれておらず、果汁補給は意味があったが、今の人工乳はビタミンも補給できる。母子手帳の果汁指導は無意味だ。アレルギーの原因にもなる。離乳食で五カ月から卵を食べさせるのも早すぎる。一歳以降にすべきだ。赤ちゃんの腸は大人と違い、タンパク質摂取には気を付けた方がいい」と母子手帳の指導を批判する。さらに「乳児にも個人差があるのに、母子手帳では『〇カ月で〇〇を』と強制してくる。まじめなお母さんは『ウチの子は遅れている』と悩む例が多い。育児不安を解消すべき母子手帳が、育児不安を増強する結果になっている」。

■行政不変なら企業側動かず

 西原氏の批判に賛同する声は多い。大手育児用品会社の研究員は「西原先生の理論は筋が通っていて分かりやすい。子どもの体の変調は深刻で、国が全面的に西原先生の考えを受け入れれば、状況が変わるのではないか」と期待する。が、一方で「日本のお役所は何事につけ、一度決めたことは変えない体質がある。子どものためを第一に考えたいが、国が方針を変えてくれないと、営利企業は動けない。現状を変えるのは難しい」と悲観的だ。

 西原氏は過去に三度、厚労省幹部に離乳食の廃止を訴えた。しかし、幹部らは「先生の意見はよく分かるが、離乳食で利益を得ている人が多く、方針を変えるのは資金がかかりすぎる。一度決めたことは動かせない」と話したという。西原氏はこう警告する。

 「子どもの変温動物化と少年犯罪の凶悪化はリンクしている。体の不調が強いストレスになり、キレやすくなっている。性問題の低年齢化も早期発情が原因だ。動物は体が弱り生命の危機を感じると、子孫を早く残そうという本能が働く。早期の離乳食をやめ、戦前から昭和四十年ごろまで行われていた、一歳まで母乳・人工乳中心の育児に戻すべきだ。育児法とは、医学ではなく伝承。哺乳動物として自然にかなった育て方が正しい」




続きを読む

2005年02月15日

我が家の食卓

ユズが生まれる以前から、食の安全性について少しは関心があったのですが、生まれてきたユズがこれから味覚を作り、体を作っていくのだと考えたときに、やっぱり親としてもっと関心を向けなくてはという思いが強くなりました。

その結果、大体こんなことに気をつけて食材選びをするようにしています。

・精製されていないものを食べるようにする
 (お米なら玄米、お砂糖なら上白糖を避ける、小麦粉は使える範囲で全粒粉にする)
・地場の旬の野菜を食べる(できる範囲で有機野菜を使う)
・調味料はいいものを(昔ながらの製法で造られているもの)
・加工品はできる範囲で避ける
・肉類は控えめに、食べる場合は抗生剤投与の有無、飼料に抗生物質や遺伝子組み換え食品が 使われていないか確認する。魚もできるだけ養殖ものは避ける
・国産を優先するようにする

独身の頃は節約と言えば、まずは食費から…だったのですが、こうなると段々そうも行かなくなり大変なのですが、何を優先していくか試行錯誤しながら、たまには気楽に外食なんかもしながら、丈夫な身体を作って行けたらなぁと思っています。

そんな我が家の食卓にまつわることを書いていく予定です。


《追記》
2005年7月ごろからマクロビオティック(玄米菜食)を取り入れ始めました。実践しつつ勉強中です。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。