2006年11月23日

順調、順調!

半年ぶりにまた母乳育児の再開です。

今回は思っていた以上に母乳の出がよく、そういう意味ではやっぱり2人目はラクだなぁと実感しています。ユズは飲みかたが優しく、飲みだしてもすぐに寝てしまう赤ちゃんだったため、乳腺が開通するまでに時間がかかったようで、病院の豪華なお食事&おやつのケーキを入院中しっかり食べてもおっぱいが張ることすらなかったので、少し油断していたのもあって今回は最初の数日間で2回ほどうつ乳になってしまいました。しこりになっているところに赤ちゃんのアゴを持ってきて吸ってもらうといいよ、と助産婦さんに教えてもらったのですが、いざやってみるとたまったお乳は美味しくないらしく、かりんはなんとおっぱいをぐいっと押して顔をぷいっと横にそむけたのです!こんな生まれたてホヤホヤの子がそんな行動をとるなんて、もうびっくりでした。でも、生まれたてホヤホヤだからこそ、感性がとても鋭いのですね、きっと。助産婦さんにマッサージしてもらって詰まりはキレイに取れたのですが、おっぱいが熱を持っていた間はキャベツ湿布をしたりしました。キャベツを当てるなんてヘンな感じがしますが、結構熱を吸い取ってくれるのです。子どもの熱にもいいのですよ〜。(おっぱいの手当てについてはココにも詳しく出ています♪)

上の子がいると、寝かしつけが大変そうだなぁと思っていたのですが、これに関しては思ったよりうまく行っていて、7時台になるとみんなでお布団に入ってユズは絵本を読んで、背中と足を少しマッサージしてあげるとすぐに眠るし、かりんも昼夜の区別がついているかのようにこの時間帯からは昼間よりぐっすり眠ります。おっぱいやおむつ替えでかりんが泣いてもユズはたくましく寝ているのです。ただ、私が横で寝ていないとかりんはすぐに目を覚ますし、ユズもうなされて目を覚ましたりするので、私も一緒に眠って夫が帰ってくるころ起きだすという生活です。

実はかりんは舌小帯が少し短めだと助産婦さんに言われて、心配もしていたのですが(おっぱいが上手く飲めないと切開手術を薦められることもあるのです)、最初こそ一回でうまく乳頭をキャッチできなかったものの、数週間で随分上手におっぱいを飲めるようになり、体重の割にユズよりはずっと飲む力も強くしっかり飲むので、一時期は夜間に飲みすぎで朝方お腹が苦しくなり『う〜ん、う〜ん』と唸っていたほどです。

舌正帯短縮症の子の特徴によくぐずるというのがあるそうで、切開した途端に人が変わったようにおとなしくなったりすることもあるのだとか。かりんもよくぐずぐずいう傾向があるのですが、ユズもずっと抱っこでないとダメな子だったし、舌小帯のことと結び付けてしまえばそうなのかもしれないけれど、それも個性かなぁとも思っています。でも、大人でも切開手術をすると呼吸がすごくラクになったりするそうで、家族全員で手術をするケースもあるらしいです。かりんも呼吸のせいでぐずぐず言うのだったら、ラクになったほうがいいのかな〜とも思うけれど、おっぱいはちゃんと飲めているのだし、簡単な手術とは言え、こんな小さい体にメスを入れるのにはとても勇気が要りますね、やっぱり。舌小帯短縮症は遺伝なんだそうですが、夫と私どちらなのだろう…それが不明なんです。少し短め程度だったら大きくなるにつれ改善されていくこともあるようなので、しばらくこのまま様子を見ているつもりです。

posted by sayah at 16:26| Comment(6) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

どうやら卒乳…

このひと月ほどの間にいつの間にか「おっぱい」と言わなくなったユズ。どうやら、3歳半にして無事に卒乳の時期を迎えたようなのです。

妊娠するとおっぱいの味が変わると言いますが、初期のころはむしろ妊娠前に比べておっぱいを求めることが多かったのですが、気づけば母乳が全くでなくなっていました(今現在は初乳のようなものが出始めているのですが)。それが判明してから、「もうおっぱい出ていないし、やめようか」とユズに持ちかけたところ、初めこそ「何で出なくなったの〜、まだ飲む〜」と言っていたのですが、次第に眠くなってもおっぱいを必要とせずに眠れるようになりました。お昼寝をしなくなって、寝つきがよくなったことも一因なのかもしれません。それと同時に授乳時はもちろんのこと家にいる間はずーっと私が着ていなくてはならなかったお気に入りのTシャツも着なくても済むようになって、何だか本当にほっとしているというのが正直な気持ちです。

いざ子どもが卒乳すると寂しい気持ちになるという話も聞きますが、私にとって待ちに待った卒乳。妊娠後期に入ってお腹が張ってきて、急にユズをおっぱいから引き離すことになったら…という心配もあったので、おっぱいを飲まなくなったこと自体に寂しいという感情は全く湧かず、心底晴れ晴れした気分なのでした。最後まで幸せいっぱいでおっぱいをあげることができなくてユズにはなんだか申し訳ない気持ちです。

おっぱいを卒業しても『急にお姉ちゃんになった』という感じはあまりないのですが、眠るとき、今までは私の布団で寄り添って寝ていたのに、卒乳した途端、そそくさと自分の布団で寝ていくようになったことがちょっぴり淋しいのですけどね。

我が家の場合は、結果的に2人目妊娠が卒乳の引き金になってくれました。さてさて、3ヶ月後にはおっぱいライフ再開ですが、次の子はどうなることでしょう。こればかりはやっぱりケースバイケースだなぁとしみじみ思います。

赤ちゃんが生まれてもどうかユズのおっぱいへの情熱が再燃しませんように…。

posted by sayah at 21:55| Comment(8) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

断乳、迷ったけれど…

ユズが3歳になる日が近づくにつれ、これを機会に断乳しようかなぁという思いが沸いていた時期がしばらくありました。

「おっぱいはもう要らない!」という日まで好きなだけ飲んでもらおうと思っていたのだけれど、もう赤ちゃんらしさはどこにも見当たらない、外見上は立派な子どもの姿をしているユズが何か思い通りにならないことがあるとすぐおっぱい、おっぱいがあれば解決!みたいな態度を取る事に違和感を感じ始めていたのです。もう2歳なんだから自分の思い通りにならないことがあっても幼いなりに考え、納得して乗り越えて欲しいという思いもあるのに、それがおっぱいを飲んだら気が済んでしまって、うやむやになってしまっているのではないだろうか…とそんな気がして。

夜はぐっすり眠るし、ご飯も人一倍食べるのだから、もう一回り成長を促してあげるためにもここで断乳するのは親子共々プラスになるのかなぁと思って、ユズが3歳になる数ヶ月前に「3歳のお誕生日が来たらおっぱいとサヨナラしようか?」と持ちかけてみたのですが、それはすごい動揺ぶり。でも、卒乳のきっかけになるかもと思っていた幼稚園は一年先になったし、このままでは後一年は飲んでいてもおかしくないのかも…、どうしたものかと思っていたとき、夫がユズに「3歳になったら、ひとつお姉ちゃんになるんやから、おっぱいか抱っこかどっちか辞めたら?」と提案したのです。初めは「どっちも辞めない!」と言っていたユズでしたが、3歳になる日が近づくに連れ、段々抱っこをせがまなくなってきたのです。彼女なりに夫との約束を果たそうという気持ちが芽生えたのか、今までほんの5分くらいのところまででも自分で歩こうとせずに抱っこ!ということが多かったユズが、3歳のお誕生日の日から急に積極的に自分で歩くようになり、今まで歩かなかったことが信じられないほど、1〜2kmの距離でも楽しそうに歩くようになったのです。「さすが、3歳のお姉ちゃんだね!」とおだてると本人も得意そう…。それで、ひとつ我慢できるようになったので(本当はこの時期に抱っこばかりしている子も珍しいとは思うのですが…)、おっぱいを止めようというのは言い出しにくくなってしまいました。

とは言え、一時期のように何でもかんでも気に入らないことがあったり、痛いことがあったりしたらすぐにおっぱい!ということはいつの間にかなくなり、今はほぼ眠くなったときだけ、1日に2,3回というところに落ち着いています。寝しなのおっぱいも今までのように眠るまでかじりつくのではなく、すこし飲んだら満足して寝ていくので随分ラクになりました。

寝るときだけのおっぱいなので、もうほとんど今までのクセのような感じで飲んでいるだけかも知れませんが、でも、心と体の栄養だったおっぱいから離れて一人でもやっていけるよ、という成長の証を親子で実感するためにもおっぱいとの別れにきちんとした「区切り」をつけるというのも必要かなぁという気はしています(ゆーても、もう3歳なんですが)。

すんなり止められる日まで今は待っていてもいいのですが、いつの間にか飲まなくなった、というのも寂しいものがあるのかな、と思ったり…。もう少し、様子見の状態が続きそうです。
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2005年05月28日

卒乳までの道のり

長く母乳育児を続けていると、色々と面白いこともあります。

友人のお子さんは3歳半までおっぱいを飲んでいて、やめるきっかけになったのは、「最近おっぱい味が薄くなってきたよ。ママ気づいてないの?」「じゃあ、もうやめたら?」そんなやり取りだったそうです。


ユズにとっては、おっぱいはもう友達のような存在で「おっぱいちゃん、何してるのー?」なんて話しかける今日このごろ。私は『おっぱいちゃん』になりきって相手をしなくてはなりません(笑)。昨日の晩もお風呂に入っていると、「お母さんのおっぱいなんで(自分のと比べて)大きいの?」「ユズが飲むからかなぁ。」などと最もらしいことを言うので、笑ってしまいました。

それから、もうひとつユズには面白いクセがあって、おっぱいを飲むときはいつも、私の部屋着のTシャツのうちお気に入りの3枚のうちどれかを着て授乳しないとダメなのです。私も子どもの頃、おしゃぶり毛布が手放せなかったけれど、それと似たことなのかもしれません。落ち着くんでしょうね。


ほんの一時期の間でしたが、ユズが寝付くときにおっぱいが無くても自分で寝ていくようになったときがあり、少しずつおっぱいを卒業していくのかなぁ…と思っていたのですが、最近またもとに戻って、外出から戻ったときや寝しなのおっぱいは欠かせないものになっています。

もう2年以上もたっぷりと飲んだのだから、やめてもいいと思うのですが、ユズのおっぱいへの執着を思うと、「まぁゆっくり待ってあげてもいいや。」そんな気持ちでいます。周りの人が「そろそろおっぱいやめたら?」なんて言おうものなら、半ベソかきながら「まだ飲むの〜〜。」なんて言うくらいなので。


幼稚園に行くなど、環境が変われば自然とやめていくかなぁと楽観視しているのですが、でもユズの性格を考えると環境が変わった当初は逆におっぱいの精神安定剤が余計に必要となるのかも知れません。


他のお子さん達はどういったきっかけで卒業していくんだろう…。
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2005年05月22日

母乳と虫歯予防→フッ素の害・安全性について

『断乳、卒乳』の記事のところでも少し書いたのですが、母乳育児は赤ちゃんの虫歯の直接の原因になるとは言えない、むしろ最近では母乳育児をする人の増加が乳幼児の虫歯の減少に貢献してきたという意見もあるようです。

母乳に含まれる乳糖は同じ糖分でも砂糖などと違い、虫歯になりにくいということが分かってきており、砂糖入りの粉ミルクが全盛だった時期に比べると母乳育児をしっかりなさっているお母さんは子どもに母乳以外の水分(果汁やイオン飲料といった砂糖入りのもの)を与えなくなってきていることがその理由だそうです。

まれに母乳しか与えていないのに虫歯になったりすることもあるのだそうですが、その場合は生まれつきエナメル質が弱いということもあるそうで、虫歯の予防のために母乳育児を断念したり、早めに断乳するというのは早計なのかな、という気がします。子どもの虫歯を予防するためにはやはり食習慣が大前提で、糖分を控えたり、だらだら食いをしたりしない(食間が空くことによって、唾液の作用でお口の中の酸を中和できていれば虫歯にはなりにくい)ということがまず先決だと思います。たとえばエスキモーのように夜間に授乳して、歯磨きなどしなくても、食習慣によって虫歯にならない民族だっているわけですから。本当は、子どもが生まれたときは持っていないはずのミュータンス菌を親が移してしまわないことが手っ取り早いのですが、同じ箸を使わないとか食べかけのものをあげないとかお口にチュ〜しないとかいうことは現実難しいです…。自分だけでなく周りの人の協力も必要ですしね。


もうひとつ、虫歯予防で気になるのは1歳半ごろから実施される『フッ化物塗布』です。
歯にフッ素を塗るということに関してその安全性はどうなのでしょう…。続きを読む
posted by sayah at 12:40| Comment(14) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月07日

母乳育児と花粉症(他、薬の服用に関して)

今年は花粉の飛散量が多く、悩まれている方も多くいらっしゃるかと思いますが、吸入薬・点鼻薬・点眼薬などは、内服薬に比較して体内に吸収される量も少なく、母乳への移行も極微量で問題にならないことが多く、薬を内服する場合も基本的には母乳育児に差し支えないという見解があるようです。

以前に紹介した日本ラクテーション・コンサルタント協会FAQをご参照ください。具体的な薬剤の一般名を挙げて紹介されていますので、病院にかかるときに医師と相談する上でも役に立つかも知れません。


花粉症以外の薬に関しては、ココに詳しく出ています。
posted by sayah at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月22日

子どもの体調が悪いときの母乳

先日の発熱に続き、2日前の深夜、ユズが生まれて初めて吐きました。
その日の夕食がほとんど消化されずに出てきたので、新米母の私としては、ちょっとびっくりしてしまいました。

その後も何度も吐いたり、吐きそうな気持ち悪さが、おしっこが出そうな感覚に思えるのか、「トイレに行く〜。」と30分おきくらいに言うのでこの晩は全く眠れませんでした。

でも、我が家のバイブル「はじめてであう小児科の本」には子供が吐くことは珍しいことではなく、病気が見つかるということもめったにないと書いてあり、ユズの様子からいっても熱や痛いところがある様子もなく、おそらく胃腸炎であろうということで、まずは落ち着いて対処することにしました。

嘔吐は翌朝1回あったきりで止まったのですが、今度は下痢でした。もう大量の水が体から出て行くので、またまた不安になったりもしたのですが、下痢のときに怖いのはむしろ脱水なのだそうです。

こんなときに母乳ほどありがたいものはないな〜って思います。

さすがのユズもちょっと衰弱して食欲がなく、この日は1日中おっぱいを飲んでいました。
子どもによってはイオン飲料を好まなかったり、お茶や水すら受け付けない子もいたりして、友人のお子さんもそれで入院したことがありました。また別のお子さんは仕方なくジュースを与えて、それ以来ジュースを飲む習慣がついてしまったり…。

ユズは発熱のときは夜間は30分おきに目を覚ましておっぱいを飲んだり、昼間もしんどいとおっぱいから離れなくて、こちらは結構体力がいるのですけどね!

今日はだいぶ便もマシになってきて、機嫌も良いので、このまま自然に治っていきそうです。

posted by sayah at 23:09| 奈良 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月20日

おしゃぶりの是非をめぐって

おしゃぶりに関してコメントを頂きましたので、私の思うことを少し書いて見ようと思います。

2月28日のyahooニュース(読売新聞)に下記の記事が掲載されました。


おしゃぶり1歳過ぎたら注意…歯並び、発語に影響

赤ちゃんを泣きやませるためにおしゃぶりを使うお母さんが増えているが、小児歯科医などで作る委員会が、歯並びなどに影響を与える恐れがあるとして、常用しない方がいいとする見解を公表した。

 見解をまとめたのは日本小児科学会や日本小児歯科学会の会員らで作る「小児科と小児歯科の保健検討委員会」(代表=前川喜平・東京慈恵医大名誉教授)。

 年齢とかみ合わせの調査では、常用している子どもは、使用しない子どもに比べ、前歯の上と下が開いてしまう「開咬(かいこう)」が現れる率が高い。乳歯が生えそろう2歳半以降も使用すると、かみ合わせの問題も残るという。

 また、親が泣きやませる手段として習慣的に使っている状況があるため、「子どもがなぜ泣いているか親が考えなくなる」「子どもの発語の機会が減る」など、親子の大切なコミュニケーションを阻害しかねないと指摘する。

 このため〈1〉言葉を覚える1歳を過ぎたら常用しないようにする〈2〉遅くとも2歳半までに使用を中止する〈3〉おしゃぶりを使用している間も、声をかけたり一緒に遊んだりして子どもとふれあう〈4〉4歳以降もおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮して小児科医に相談する――との見解をまとめた。

 一方、簡単に泣きやむ、静かになる、母親の育児ストレスを軽減する――などの利点も認めている。

 大手育児用品メーカーの調査では、乳幼児がいる家庭のおしゃぶり所有率は2000年の55%から、2003年の71%にアップしている。同委員会副代表の高木裕三・東京医科歯科大大学院教授は「おしゃぶりは鼻呼吸やあごの発達を促進する効果があるなどといわれるが、医学的な根拠は確かめられていない。使い方に注意を」と話している。


おしゃぶりのメーカーは、鼻呼吸にいいと強調する宣伝をしていますが、そもそもなぜ鼻呼吸、鼻呼吸と言うのかと言いますと、哺乳動物はみな鼻呼吸であるのに、人は言葉をしゃべるために口呼吸も鼻呼吸もできるのですが、鼻から吸った空気が鼻腔を通る間に浄化、加湿され、肺が酸素を吸収しやすい形で送り込まれるのに対し、本来呼吸器官でない口で吸った空気は、空気中に漂う細菌やウイルスなどの有害物質がろ過されないまま、直接、体に取り込まれてしまうため、風邪や花粉症、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、など様々な病気の原因になりうると考えられているためなのだそうです。

2月5日のNHK『すくすく子育て』でもおしゃぶり、指しゃぶりについて取り上げられましたが、千葉県こども病院新生児・未熟児科医長の水野克己さんは、おしゃぶりが鼻呼吸にいいという科学的根拠はなく、むしろ母乳育児にとって弊害(吸い方の浅いおしゃぶりに慣れると、深くくわえるおっぱいと吸い方が異なるため、乳頭痛の原因になることがある)になるという見解を出されています。

口呼吸には、離乳食を早くからスプーンで与えることが関係しているとする見解(こちらの記事中ほど)もあり、やはり過去に取り上げた早すぎる離乳食の問題の記事とも関連して、やっぱり1歳近くまではしっかり母乳育児をすることを目標にするのがいいのではないかな、という気がします。母乳を口から力いっぱい吸うことが自然と鼻呼吸を促してくれるそうです。母乳をやめた後口呼吸にならないという保証はないかも知れませんが(それはおしゃぶりでも同じことだし)、おしゃぶりをあえて使う必要はないのでは?と私は思います。

一度おしゃぶりのクセをつけてしまうと、今度は外すのにも苦労するのではないかな…。
posted by sayah at 23:11| 奈良 ☔| Comment(5) | TrackBack(1) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月13日

断乳?卒乳?

母乳育児が軌道に乗っても1年ほどすると、この問題で悩む方も多いのではないでしょうか?

断乳というのは、「乳を断つ」という文字どおり子どもの意思にかかわらず、お母さん主導で母乳をあげるのをストップすることで、卒乳は子どもがもうおっぱいを必要としなくなり、自分で卒業できる日まで子ども主導で母乳育児を続けることになります。最近は「断乳」という言葉の持つイメージがきついせいか、内容は断乳であっても「卒乳」と表現される場合もあるようですね。


桶谷式(過去ログ参照)では、赤ちゃんが一人歩きができるようになった1歳過ぎくらいを目安に断乳することを勧めています。おそらく、体が自立し始めた赤ちゃんに心の自立も促そうという解釈なのだと思います。

親世代や、保健師さんなどにいつまでも母乳を飲ませていると、甘え癖がつくとか虫歯になるとかご飯を食べないとかいった理由で断乳を勧められるというのはよくある話なのですが、どうもこれらは根拠がないみたいなのです。

甘え癖に関して、佐々木正美先生(児童精神科医『子どもへのまなざし』著者※過去ログ参照)は、自分が満足いくまでたっぷりお母さんに甘えた子ほど、すんなり自立ができるという主旨のことをおっしゃっていますし、以前朝日新聞でこの断乳、卒乳に関して取り上げた記事でも聖マリアンナ医科大学の堀内先生(『サイレントベイビーからの警告』著者)が同主旨のコメントをされていました。堀内先生は「無理に断乳することが赤ちゃんにとって、信頼の象徴であるおっぱいに裏切られるという精神的ダメージを受ける」ということもおっしゃっていました。


虫歯になるというのは、以前は母乳に含まれる糖分(乳糖)も虫歯の原因になると考えられていたようですが、最近、乳糖は虫歯の直接の原因にはならないということが分かってきているようです。 むしろ気をつけるべきなのは食習慣の方にありあそうです。ここでも母乳と虫歯は直接の関係がないという見解が出されています。(※母乳と虫歯に関する記事をアップしました。)

また、ご飯を食べないから、母乳をやめると食べるようになる、という考えについて。母乳をやめてももともと食が細い子はやっぱり食べない場合もありますし、アレルギーなどから身を守る防衛本能が働いて離乳食を受け付けない子どももいるようですので、「離乳食」を食べないから断乳するという考えは少し慎重にならないといけないのではないかと思います。※早すぎる離乳食に関する問題点⇒過去ログ参照

ちなみに1歳を過ぎると母乳に栄養がなくなるというのも誤った考えで、実際は成分比率が変わるだけで、全く栄養がなくなるわけではなく、免疫物質も濃度は薄くなりますが分泌されているようです。


そもそも、1歳前後で断乳するという考えが出てきたのはここ50年ほどの話で、WHO・ユニセフでは『母乳育児は最低2年間は続けるのが望ましい』という見解を出しています。母子手帳からも数年前に、断乳したかどうかをチェックする項目はなくなりました。


とはいえ、これもケースバイケースで、母乳育児を続けたくてもやむを得ず断乳せざるを得ない場合もあるでしょうし、考え方も人それぞれあると思います。断乳という方法を選ぶ場合は、桶谷式では『断乳式』という形で断乳の進め方を詳細にアドバイスされていて、上手くいけばすごく感動的な子どもの成長ぶりが見られるそうです。自分から絵の書かれたおっぱいに「バイバイ」と手を振ったり、「ありがとう」とお礼を言うなどして、お母さんの服を下ろすといった具合に。きっと、桶谷式のやり方に沿って進めていけばお母さん側のトラブルも少なくて済むのかも知れません。


ユズは人一倍甘えん坊でおっぱいへの執着心も強く、断乳なんてそもそも無理だろうということもあり、私は断乳か卒乳か悩む間もなくここまで来ました。

歯が生えてきて乳首が切れたり、2歳を過ぎるまでは私が家事をするのを阻止するためにユズがおっぱいから離れないなんてこともあり、辛いと感じたこともなかったわけではないですが、1歳半くらいからは外ではおっぱいを飲まなくなりましたし、家の中では新生児なみに飲んでいることもありますが、今では私にとっては普通のことになってしまいました。

幼稚園に行くなど環境が変わることが、おっぱいを卒業できる大きなきっかけになるのではないかな、と感じています。無事に卒乳できたら、またこの場を借りてご報告したいと思います。
posted by sayah at 15:00| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(2) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月07日

母乳育児とインフルエンザ

まだまだインフルエンザが流行中のようですが、お母さんがインフルエンザにかかってしまった場合でも基本的に母乳育児を中断する必要はありません。むしろ、母乳をあげたほうが子どもにもメリットがあります。

詳しくは日本ラクテーションコンサルタント協会のHP内(こちら)をご覧くださいませ。

私も去年インフルエンザでは?と思うような高熱を出し、病院で検査したのですが幸いインフルエンザではありませんでした。でも結果が出るまでの間に、先生に『特効薬を使うなら母乳を止めなくてはならない』と言われかなり動揺した経験があります。

こういった情報ももっと広く世間に知られなくてはならないなぁ…とつくづく感じています。
posted by sayah at 13:24| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月01日

おいしいおっぱい、まずいおっぱい

母乳は血液から作られるため、お母さんの食べた食事内容によって味も質も変わってきます。

桶谷式ではかなり細かく母乳のためによい食材、悪い食材というのが分けられているのですが、私自身はこれどおりにきっちりとは実行できませんでした。もともと、そんなに母乳が出やすい体質ではないので、タブーとされるもの(甘いものなど)を「息抜き」と称して少し食べてもおっぱいが痛くなったり、詰まったりするということは全くなく、ユズにも湿疹が出たり、飲むのを嫌がったりということがなかったので、少々自分を甘やかしている部分もあります(^_^;

母乳の質をよくする食事の基本は、大まかに言うと昔ながらのあっさりとした和食です。
『まごはやさしい』という覚え方があってこんな感じです↓

ま=豆類 ご=ゴマ(種実類)は(わ)=わかめ(海草類)や=野菜 さ=魚 し=しいたけ(きのこ類) い=いも類

その他注意すること
●脂っこいものや糖分の多いものを食べると、母乳がドロっとなり詰まりやすくなったり、味もおいしくないため赤ちゃんが飲むのを嫌がったり、湿疹の原因となることがある。

●体を冷やす(血流が悪くなる)生野菜や小麦を使った料理はできるだけ避けるほうがよい。

●これはご存知の方も多いでしょうが、アルコール、カフェイン入りの飲料(コーヒー、紅茶、緑茶など)は控えるほうがよい。

●玄米は炊き方によって、質が悪くなる場合もあり、人によっては乳腺炎の原因となることがあるそうです(私は知らずにずっと食べていました…)

桶谷式の本にはおいしいおっぱいは、あっさりとした甘みで米のとぎ汁のような青みがかった乳白色をしているとあります。反対にまずいおっぱいは黄色っぽくどろどろしているそうです。

食べ物ののことはもちろんですが、授乳間隔が長く開いて(3時間以上が目安)くると、やはりおっぱいの質が悪くなるので注意が必要です(あまり開いたら、赤ちゃんに飲ませず搾乳して捨てるなどする方がよい)。

母乳育児中は食事の支度も大変ですが、私はごはんと具沢山のお味噌汁とお魚というのをメインにやっていました。

そしてまだまだユズのおっぱい生活は続きそうです…。

posted by sayah at 13:48| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月22日

足りていないのでは?と悩む時

完全母乳育児で頑張ろう!と思っていても、何の苦労もなく母乳が充分にでるお母さんも中にはいらっしゃいますが、多くの方は最初は足りていないのでは?と悩むのではないでしょうか?

母乳の場合は、最初から順調に3時間おきで赤ちゃんが充分な量を飲めるわけではありません。何度も何度も、赤ちゃんにおっぱいを吸われることで、脳に刺激が行き、母乳を作るホルモンが少しずつ活性化してくるため、赤ちゃんの飲みたい量とお母さんの供給量のバランスが合ってくるのは3ヶ月程度かかるとも言われています。

私も最初の1ヶ月はとにかく1日に20〜30回ほどもおっぱいをあげていたくらいです。体力が持たない場合は、軌道に乗るまで1日に回数を決めて授乳後などにミルクを少し足すという方法も良いかと思います。母乳は体が休まっているときが一番出やすいので、夜間が一番出安く午後から夕方にかけて出にくくなってくるため、ミルクを足すならこの時間帯がいいのでは?と思います。

ただ、ミルクをあげた分だけ、脳が判断するおっぱいの需要量が減ってしまうので、完全母乳育児を目指す場合は体力と相談しながら慎重に足していくほうがよいのかもしれません。また、赤ちゃんがおっぱいと哺乳瓶のうちどちらかを受け付けなくなる場合もあります。ユズは哺乳瓶の乳首を受け付けなくなりました。そのため、ミルクを足すときはコップを使うという方法もあるようです。

あとは、母乳を出していると水分は1日1リットル程度余計に必要になりますのでこまめな水分補給も必要です。

それと、母乳の出と精神面は深く結びついており、『出ていないのではないか』という心配がストレスになり余計に出なくなってくる場合もありますので、できるだけリラックスすることが大事です。

特に今育児をしている方の大半のお母さん世代は、粉ミルクが母乳より優れているとまで考られるような風潮もあったため、ミルクにすごく良いイメージを持っている場合が多々あります。そのため母乳で頑張ろうと思っていても、安易にミルクを使うように勧められたりして精神的にツライ思いをすることもあるかも知れませんが、そんな場合は上手に乗り切る方法を考えていくしかないですよね。私の母も粉ミルクで3人育てましたし、義母に至っては母乳が順調に出ていたにもかかわらずミルクに切り替えたということもあり、やっぱり「そんなに母乳に拘らなくても…」という内容のことをさりげなく言われたりして、充分な量を娘に飲ませてあげられなくて可愛そうなことしているのかなぁなんて悩んだ時期もありました。


母乳が足りているのか、不安だとついつい哺乳量や体重の増えを気にしてしまいますが、母子手帳の成長曲線は粉ミルク児の子も含めて平均を出したものですから、母乳オンリーの子はそれより少なめになっても心配は要らないようです。

数字ばかりを追っていると、精神的に滅入ってくる場合もありますので、母乳が足りているかどうかは、まず赤ちゃんが機嫌よくしているかということ、おむつがしっかり濡れたものが1日に布なら6枚以上あるかどうか、生後6週間までならうんちが24時間に少なくとも2−5回出ているかということを目安にするとよいそうです。

生後1カ月までの体重の増え方は、粉ミルク児のように直線的なものではなく、生後2週間かかって出生体重に戻ったり、生後3週間くらいから急に体重が増えだしたりすることもあるそうで、WHOとユニセフの文献には、母乳が足りていれば、体重が増えだしてから1週間に125g以上、1ヵ月で500g以上増加すると述べられています(つまり1ヶ月に500g以上増えていて、前述の目安にもかなうようであえばまずまず問題はないといえるのではないでしょうか?)。

周りに理解し、応援してくれる人がなかなかいない場合は精神的にも大変ですが、やっぱりリラックスを心がけて、赤ちゃんの様子を見たお母さんの直感を大切にしていく、ということがポイントなのかなぁという気がします。


posted by sayah at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母乳育児にこだわる理由

哺乳動物のお乳というのは、ちゃ〜んとそれぞれに合った成分になっているそうです。
しかも、小さめで生まれた赤ちゃんのお母さんの母乳は(早く大きくなれるように)脂肪分が多くなったり、成長によってそのときに必要な成分構成に変わったりと、カスタムメイドで成分が変化するとても神秘的なものなのです。

やっぱり、自然の摂理に従いたいと感じます。

粉ミルクは牛乳からつくられています。牛乳の成分は牛の赤ちゃんに合った物であって、成分比率を変えているとはいえ、母乳にかなうものではありません。消化吸収も母乳に比べるとずっと劣ります。アレルギーの心配もありますし、母乳に含まれる免疫物質ラクトフェリンを添加したところで、その吸収率を見ると母乳と比べてほんのわずかです。


母乳育児を続けていればたとえばこんなメリットがあります。

【赤ちゃんが丈夫になる】
母乳に含まれる免疫物質は透明なとろりとした初乳が一番多く、だんだん濃度は薄くなりますが、おっぱいを飲み続けている間はずっと分泌されています。お母さんが風邪をひくと、赤ちゃんにうつりにくくなるように、おっぱいからはその抗体が分泌されるそうです。ユズも生まれて2年と少しの間に熱を出したのは2回だけで、うち1回は突発性発疹でした。

また、おっぱいを飲むということは赤ちゃんにとって、ものすごく体力のいることで(ユズは汗をかきながら飲んでいました。)体を動かせないうちはそれが運動になり、顎の発達にもよいのです。哺乳瓶は力を使わなくてもどんどん口に入ってくるため、満腹中枢が働く前に飲みすぎを起こしてしまうことがあります。

よく母乳の子とミルクの子はひと目でわかるといいますが、母乳の子は上記のような理由から顎が発達して顔が丸く、体もがっちりと固太りの体型になるそうです。


【早いうちから離乳食の心配をしなくて済む】
早期に離乳食を開始することの問題点を以前の記事で取り上げましたが、母乳育児をしていれば赤ちゃんは必要な栄養をまかなうことができている上、お母さんの食べるものによって母乳の味も変化するので、離乳食を始める理由のひとつである『色々な味の体験』もしています。1歳頃までは母乳のみで育てるのがベストだという見解も示す方もいらっしゃり、そうであるならば離乳食を苦労して作ったり、食べないと悩んだり、早く始めたことが原因でアレルギーや便秘になるといった悪循環が起きる可能性も回避できるわけです。

また、赤ちゃんの体調が悪いときでも母乳を飲ませていれば、脱水になるというようなこともありませんよ。(赤ちゃんによってはイオン飲料やお茶を受付けなくなる子もいるようですね。)


【赤ちゃんの催眠作用】
おっぱいには眠くなる成分が含まれているので、寝かしつけるのもラクになります。
赤ちゃんが小さいうちは、夜中に何度も起きて授乳しなければなりませんが、母乳育児をしていれば、不思議なことに赤ちゃんとお母さんの睡眠リズムもぴったり合ってきて、赤ちゃんが起きそうになると眠りが浅くなり、おっぱいをあげたらまたすぐ眠れるようになるそうです。実際私もそうでした!

【お母さんのダイエット】
授乳期にはそうでないときより、1日あたり500キロカロリー程度増やしてよいとのことです。母乳育児をしていると、とにかくお腹が空きます。私も1日4食というぐらい食べていましたが、太るどころか1ヶ月検診ではすでにマイナスでした。とはいえ、これは1歳位までの話で、1歳を過ぎると母乳に含まれる脂肪分の量が減ってくるので、それほどお母さん側はカロリーは必要ではなくなるようです。

【出かけるときも身ひとつで】
ミルクで育てていると、外出時もたくさん荷物が必要ですが、母乳なら自分の身ひとつで大丈夫ですよね!おっぱいをあげる場所は確保しなければなりませんけど。でも最近は授乳室のあるところも増えてきていますよ。

【乳がんのリスクが大幅に低下する】こちらの記事を参照してください。

これらのことは私自身は出産後に知ったのですが、やっぱり頑張って母乳育児を続けたいと思うきっかけとなりました。
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2005年02月11日

卒乳の兆し…?

ユズは今2歳と1ヶ月ですが、痛いとき、悲しいとき、眠いときetc…まだまだおっぱいの力に頼って生きているのですが、最近少し変化が現れてきました。少し前までは眠る前、おっぱいを飲みながら意識が遠のいていく…という感じだったのですが、最近は少しおっぱいを飲むと満足して、私が寝たフリをしているとユズもそのまま寝ていくようになってきました。

今日などは、「自分で寝るわ!」と宣言しておっぱいに頼らずに(ちょっぴり飲んでましたが)寝ていったのです。なんだかユズが急にしっかりしてきたようで頼もしく思えました。そうは言うものの、完全に卒乳するまでにはまだ時間が必要でしょうけどね(^^;

posted by sayah at 21:48| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月05日

母乳育児の心強〜い味方たち♪

妊娠中は食事内容などにもそれなりに気を使っていたため、自分は母乳がきっとうまくでるはず!という根拠のない自信を持っていた私は、出産前にあまり母乳のことに関して勉強していなかったので、いざユズが生まれてあんまり母乳が出てないようだとわかったとき、まず頭に浮かんだのが桶谷式のことでした。近所に桶谷の母乳マッサージをされているところがあったので偶然知っていたのです。

桶谷式というのは、桶谷そとみさんという助産婦さんが戦時中の粉ミルクが不足していた時代に彼女の編み出した乳房マッサージでたくさんの赤ちゃんを救ったところから始まったものらしく、全国各地に桶谷式母乳育児相談室というものがあり、そこでマッサージや相談をうけることができます。ただ、マッサージは1回4000円〜5000円(定額なのですがはっきりした金額を忘れてしまいました)と高額なので、とりあえず1ヶ月頑張ってだめだったらここでマッサージを受けようと考えていました。結果的にはここには通う必要はなくなったのですが…。


今回は私が母乳育児を進める過程でとても助けられたものたちの紹介です。


桶谷式 母乳で育てる本
桶谷式乳房管理法研鑚会



この本には母乳育児に関する基本〜応用まで網羅されていて、トラブル対処法などもあり、身近に母乳育児のことで相談する人がいなかった私にはとても参考になりました。また最後に母乳育児相談所のリストもついています。ただ桶谷式は1歳を過ぎて一人歩きできるようになると断乳を勧めるようです。(断乳の方法についても詳しく記載されています。)個人的には断乳ではなく卒乳派なので、こちらの項は私自身はそんな方法もあるんだ〜という位に留めています。


それから、生後1ヶ月まではできる限りミルクを足さずに、ひたすらおっぱいを飲ませるという方法で乗り切ってきたのですが、まだ十分な量が出てないみたいだと不安に思っていたときに出合ったのが母乳分泌をよくするというハーブティーでした。

ハーブティーは高価なイメージがあり、それまであまり飲んだことがなかったので「本当に効くのかなぁ」と半信半疑でしたが、ミルク代と思うことにして試しに飲んでみることにしたのですが、これが予想外に効きました。飲んだその日の午後からじわっと漏れてくるようになったんです!

でも、母乳の出というのは、精神的なものも結構大きいらしく、周りの人から「あんまり出てないんじゃないか」とか言われると余計に出なくなったりすることがあるそうで、私の場合はこのハーブティを飲めばきっと母乳がでるぞ!という良い意味で暗示にかかっていたということもあるかもしれません。

このネトルというハーブは鉄分・ミネラル補給にひと役買ってくれるため、おっぱいの質もよくなるということで、私は貧血気味なのでユズが1歳になるころまでリピートして飲んでいました。


それから、セイヨウニンジンボクというハーブも母乳分泌に効果があると「伊東家」の裏ワザとして紹介されたことがあるそうです。お味は苦味が結構きついようですが…。


最後に私が本当に精神的に助けられたのがこちらの掲示板のトピです。

母乳育児友の会

ここはたくさんの人が参加されているので、母乳育児に関する大概のQ&Aは見つかると思います。ただ、投稿が多すぎて目的の内容を見つけ出すのが大変かもしれませんが...仮に重複する内容であっても、ベテラン母乳育児経験者の方々が親身に回答してくださったり、過去ログがどこにあるのか教えてくださったりします。ここにあるリンク集も大変参考になります。





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2005年02月04日

『産む場所』の大切さ

ユズを妊娠中から、絶対母乳育児をしたいと考えていたため、食事内容には気をつかっていました。でも、母乳育児のスタートは私の場合、あまり順調とはいえないもになってしまいました。それは自分の体質的なことももちろんあるのですが、やっぱり出産する場所の母乳育児に対する考え、取り組みに関してしっかり調べておかなかったということを後悔しています。


個人産院の中には母乳育児推進を掲げるところは多いのですが、どれだけ本気でサポートしてくれるかという度合いにはかなりの開きがあると私は経験上感じました。いくら、周囲の評判が良くても、人の評判というのは人それぞれ価値観が違うため、そんなに当てにならないように思うのです。少なくとも私の場合はそうでした。

母乳育児がすんなりとスタートを切れるためにはやはり最初が本当に肝心なんです(もちろん後からでも修正がきくにはきくのですが)。


ユニセフとWHOによる共同声明に以下のようなものがあります。


母乳育児を成功させるための10カ条
      
1.母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること

2.全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること

3.全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法をよく知らせること

4.母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること

5.母親に授乳の指導を十分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても母乳
の分泌を維持する方法を教えること

6.医学的な必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと

7.母子同室にする。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること

8.赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるままの授乳を進めること

9.母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと

10.母乳育児のための支援グループを作りを援助し、退院する母親に、このようなグループ
を紹介すること


これを長期に渡り遵守し、実践する産科施設が「赤ちゃんにやさしい病院」として認定されるのですが、世界第一号は何と日本の病院(国立岡山病院)です。とは言え、日本国内にはまだこれに認定された施設は34しかありません(2004年現在)。

もし、病院での出産を希望していて、母乳育児を望む方がいらっしゃったら、産院選びの目安になるのではないかと思います。


私の出産した病院は、豪華な西洋料理のお食事だったり、ミルクメーカーの調乳指導があったりで、母乳推進とは矛盾することばかりでした。妊娠中の情報源が妊婦雑誌だったので(妊婦雑誌はスポンサーの影響が大きいので粉ミルクや紙おむつを否定することはありえませんし、母乳育児や布おむつに関する情報も肝心なところがあまり載っていなかったりします)、母乳に関する本当に知りたい情報は知識として全然入ってきていなかったんだとあとで分かりました。

そんな訳で、退院してからやっと本気で母乳に関することを勉強して、毎日30分おきと言っても過言ではないくらい、頻繁におっぱいを吸ってもらって生後1ヶ月でどうにか完全母乳育児にたどり着くことが出来ました。


ミルクメーカーの影響力が大きい産院の場合はいとも簡単に粉ミルクを使用することがありますが、初めから3時間おきとかで授乳ができるほど、母乳が順調に出る人はごくわずかです。ミルクを足してしまうと、その分脳が判断するお母さんのおっぱいの需要量が減ってしまって、順調に出てくるようになるのに遠回りすることになってしまいます。

人それぞれの事情はあるでしょうけど、自然の摂理に則ったものでない粉ミルクはどうがんばっても母乳には勝てませんし、アレルギーの問題を始め、様々な問題が浮上する可能性も考えられます。

昔は粉ミルクなど存在しなかったのですし、完全母乳育児は99%以上の人ができるそうです。もう少し、母乳育児に必要な情報が入ってくる環境になればいいのになぁと切に思います。
posted by sayah at 02:30| Comment(1) | TrackBack(2) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月02日

母乳育児奮闘記

ユズは2歳を過ぎた今でも日に何度となくおっぱいを飲んでいます。この時期になると精神安定剤としての役割が大きいようです。

今は完全母乳で育てている方は全体の3割くらいのようですが、本当は母乳が出せるのに知識や情報がないために諦めていらっしゃる方が多いのを残念に思います。私も最初はとても出にくく苦労したのですが、頑張って生後1ヶ月から完全母乳になりました。

最初の頃の苦労なども思い出しながら、母乳のことに関して私の考えを綴っていこうとおもいます。
posted by sayah at 00:28| Comment(2) | TrackBack(1) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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