2005年10月01日

予防接種法改正(MR2種混合ワクチンのこと)

平成18年4月1日から麻しんと風しん予防接種2回接種制度が導入されることが決まりましたね。これまではそれぞれ別のワクチンだったのが、弱毒化された麻疹と風疹の混合生ワクチンを生後12ヶ月〜90ヶ月の間と就学前の1年間の2度接種するという方法に変わるのです。(詳しくはコチラ

このニュースを受けて、頭をかすめるのはMMR問題のこと。接種する側からすれば1度で2つの病気の予防接種が済むという利便性があるのかも知れないけれど、このワクチン本当に大丈夫なのでしょうか…。三種混合は最も副作用が多いというデータがあるよう(麻疹や日本脳炎の約2〜3倍の報告※『予防接種に行く前に』より)ですし、ワクチンを掛け合わせるということは子どもにとってはより負担や危険性が高まるのではないのだろうか、と素人考えですが、そんなイメージを抱いてしまいます。

そもそも、はしかや風疹って現在でもそんなに恐れるべき病気なのでしょうか…。

麻疹という病気は終戦直後は2万1000人の子どもが亡くなっていたけれど、栄養状態が改善された昭和50年代初頭(予防接種が開始される以前)には年間100人を切っているそうです(今現在、はしかで亡くなる場合は何らかの合併症が原因と考えられているようです)。この数字をどう捉えるかということになるのでしょうけれど、何日も高熱が続くのは、子どもにとっても親にとっても辛いけれど、病気はかかるべきときにかかってしっかりと免疫をつけるほうが大切なのではないかと個人的には考えています。

予防接種全般について言えることですが、流行を防ぐために予防接種を受けましょう、と言われると人に迷惑をかけないために受けさせなければならないのかなぁと考えてしまうこともあると思うのですが(強制されるようなことも実際にはあるみたいですね)、予防接種でできた免疫は確実なものではなく、予防接種を受けたからと言ってその病気にかからないわけではないのだそうです(実際、ワクチン接種率の高い地域でその病気が流行ることがある)。むしろ、病気にかかりきることで自然に作られた免疫を持っているお母さんがどんどん減っていくことで、生まれてくる子どもたちにも強い免疫を残してあげれらなくなってきているという現実の方が恐いように思います。

風疹に関しては、妊娠初期にかかると胎児に障害を残す場合があるという点では恐い病気であることは確かなのでしょうけど、子どもがかかる分にはごく軽い病気。それならば、尚のこと自然な免疫をつけておくことが重要視されるべきなのに、麻疹とセットになってしまうと風疹は希望していなくても一緒に受けなければならなくなるのは危険だと思うのは私だけでしょうか…。私自身、妊娠初期の抗体検査で風疹の抗体値が高かったため、感染の疑いがあるといわれショックを受けた経験があるのですが、再検査の結果、自然にできた免疫が高かったのだということが分かりました。そんな経験からもやっぱり病気にかかることの大切さという観点も忘れてはいけないのではないかなと思うのです。病気にかからない、かかっても軽く済むように日ごろから身体作りを心がけるという積極的な姿勢で我が家は子どもの病気と向き合っていこうと考えています。


現行の麻疹、風疹ワクチンについて、たびたび紹介していますが、たぬき先生のお部屋(毛利子来先生のHP)も厚生労働省のパンフレットとは違った角度からの考えとして参考になるかと思います。

麻疹ワクチンについて
風疹ワクチンについて


posted by sayah at 18:48| Comment(12) | TrackBack(3) | +予防接種+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
予防接種ってコロコロ変わってなんだかわけがわならなくなってます。下の子は予防接種を受けない選択をしましたが、将来、役所や学校関係にうるさく言われそうで今から憂鬱です。
Posted by mipo at 2005年10月02日 09:26
>mipoさん

そうですよね〜、予防接種を受けないという選択をする人はまだまだごく少数派なのでしょうね。集団防衛を妨害している、という見方をされてしまうのが一番辛いですが、病気はすべて悪だとする考え方にも疑問を感じずにはいられません。もう少し、公平に情報が公開されるようになれば…と願うばかりです。
Posted by sayah at 2005年10月02日 13:38
私も予防接種に関しては同じ考えです。
別に受けなくてもいいと思っています。
だから一部の予防接種は、受けていません。

だだ、予防接種を受けないで、その病気にかかった時、母親の私達が仕事を休んででも看病できるのなら、予防接種を受けなくてもいいと思います。

ちなみに、わたしの母方の家系は、おたふく・水疱瘡に罹りません。
だから、私を含め、母も兄弟も、おたふくや水疱瘡に罹った時の大変さが解りません。
予防接種で多少は、病気を塞ぐことができるのかもしれませんが、もしかしたら、遺伝子も少しは関係しているのかもしれないと私は思ってしまいます。


予防接種の中に、恐ろしい防腐剤が入っている事をご存知ですか?



Posted by taramommy at 2005年10月03日 09:13
>taramommyさん

おたふくや水疱瘡にかからない遺伝というのがあるのですか?それは初耳です〜。強ーい免疫を受け継いでいるということなのでしょうか。大人にかかるとどちらも大変な病気ですものね。

ワクチンの添加物、チメロサールと自閉症との因果関係が取り沙汰されたりしていますが、実際はあまり知られていないのでしょうか。食品添加物のことは、気をつける方が増えてきたけれど、身体に有害なものは口から入ってくるだけではないというのは以外と盲点なのかもしれないですね。
Posted by sayah at 2005年10月03日 22:29
子供を出産してから2年ちょっと、その間にもどんどん予防接種の制度が変わってきて私も戸惑ってます。今8ヶ月の下の子は2月生まれなので、来年の4月の混合ワクチンの直前に1歳になるのだけど、どうしようかなぁと悩んでいます。
子供達にとって一番良いのがなんなのかでしっかり制度を作ってもらいたいものです。。
Posted by ぽよよ at 2005年10月04日 02:13
>ぽよよさん

これだけころころ制度が突然変わるのは、ちょっと不安にさせられますよね。予防接種というものがそれだけいろいろな意味で不完全なのだろうなという気がします。あるウィルスを撲滅させるとさらに強力な新手のウィルスが出現したりする事実を目の当たりにすると、予防接種の意義自体についても疑問が湧いてしまうのです。

裏側にある様々な事情を考えると、子どもにとって最良の選択を考えられるのはやっぱり親しかいないのではないかなと思ってしまいます。
Posted by sayah at 2005年10月04日 10:54
はじめまして。予防接種でたどりつきました。
予防接種については、肯定的な考えを持っているのですが、子供に対してはリスクの選択、と言う点でいろいろ悩んだ結果、受けさせる事を決めました。が、今回の2種混では、疑問を感じて、麻疹だけ受けさせようかと思っています。役所にはうるさく監視されている感じしか受けませんので、やはり強制という文字が頭に浮かびます。
実際、三種混合でチメロサール抜きのワクチンを打てる医療機関を問い合わせた時は、それはすごい勢いで、水銀の安全性について答えてくれました!(聞いてないのに!)
ただ、私の行った病院の医師は、ちゃんと考えてくれたので、(チメロサール抜きを選んでる病院なので、当然ですね。)ワクチンの事についても、詳しく教えてもらえました。一期初期2回接種です。お医者さんに言われた、と言うのもひとつの手かな、なんて思います。
結局、親の責任で何でも決めないといけないのですね。腹をくくって注射針を打たせる親の気持ち、役所にはわからないのでしょうね。
Posted by かあ家 at 2005年10月05日 01:22
>かあ家さん

初めまして、コメントありがとうございます。
市役所などで安全と言われると安心してしまうのですが、実際はそうでもないことも結構あったりしますよね。グレーゾーンについて親がどう考え選択していくか難しいところですね。

でも、かあ家さんのところはワクチンについて、丁寧に対応してくださる医師がいらっしゃるんですね。羨ましい…。

役所関係はやっぱり国の指導に従っているから、どうしても立場的に『私達寄り』というよりは『国の方針寄り』になってしまうのでしょうね。

Posted by >sayah at 2005年10月06日 15:37
初めまして。
育児のハテナTBPから 予防接種満正 の文字を見つけて飛んできました。

うちは娘が4ヶ月半でちょうど予防接種のラッシュを向える月齢です。
週間金曜日でたぬき先生の書いた記事を見てから
いろいろ予防接種について考え、娘は未だになにも受けていません。
健診にいけば
 ちゃんと予定を組んでうけてください
と指導され・・・
基本は受けない姿勢ですが、もし病気にかかったら後悔するのでは?と悩む日々です。

Posted by salt at 2005年10月07日 14:08
>saltさん

初めまして、コメントありがとうございます。

BCGについても改正されているんですね。知りませんでした。厚生労働省のパンフレットからはその病気にかかる人が今現在どれくらいいて、どれくらいの割り合いで亡くなる事があるのか、全く分かりませんよね。ただ、その病気の怖い面についてばかり強調されているような印象を受けます。今はネットである程度情報も得られるので便利ですが…。

毛利先生が書かれているように、たとえばはしかなら合併症を伴う危険性のある場合は受けておくなど、子ども一人ひとりに合わせて親が選択していくのがよいのかなぁと個人的には思っています。せっかく任意接種になったのだから、皆が自分の子どもにとって最良の選択をできるように、もっと公平な情報公開をしてくれたらって思います。

とは言え、それでも最後の選択は親がするものだから、どちらにせよ、何かあったら…と考えると選択するって難しいことですよね。

Posted by sayah at 2005年10月07日 16:39
はじめまして。3歳の息子の母です。
予防接種に迷われる気持ち、よくわかります。私も副作用等の説明書を読んで、子どもに接種を受けさせたあと30分病院で待機しているときは、「まさかと思うけど、まあ大丈夫だろうかな・・・」くらいの心境になります。
ですが、
>そもそも、はしかや風疹って現在でもそんなに恐れるべき病気なのでしょうか…。
というのは、感染症に対する認識が甘すぎるのではないでしょうか。

よく、「予防接種は抵抗力の弱い子どものためのもの、普通の子どもには必要ない」という意見をネットで見ます。しかし、現実にはその「普通の子供」が、「抵抗力の弱い子供」に接触をして、感染させてしまうということは避けられないと思います。加えて、体調がなかなか整わない子供は、予防接種を受けるチャンスが普通の子よりも少ないのではないでしょうか。ずっと前に、先天的な病気を抱えた子のお母さんのHPを見たことがあります。その子は、体調が悪くて、麻疹の予防接種を受けるチャンスを逃しているうちに、本当に麻疹にかかってしまい、大変な思いをされたそうです。お母さんは、「こんな子供を守るためにも、健康な子供にこそきちんと麻疹の予防接種を受けてほしい」と訴えておられました。
本当に子供は十人十色なので、健康な体づくりを心がけてもやはり抵抗力の弱い子供達はいるはずです。自然にまかせていたのではそんな子供達は淘汰されてしまいます。でも、どんな命でも大人によって守られ、すくすく成長していく権利があるはずです。
麻疹は、発病して10年ほどたって起こる恐ろしい合併症があるそうです。風疹も妊娠初期の人が感染すると大変なことになりますよね。
子供を保育園に行かせていますが、これでもか、というほどいろんな病気をもらってきます。そんなところで麻疹が流行したら、、、と考えると非常に恐ろしいと思います。

今の日本に住んでいる私たちは、遠い国で未だに感染症で死んでいく子供達の姿を見ることはありません。だから危機感はとても薄いと思います。
そのあたりの事も考えて、情報の提供をしていただけたらと思います。
Posted by ももっち at 2005年10月20日 21:42
>ももっちさん

初めまして、コメントありがとうございます。違った角度からのご意見もいただけて嬉しく思っています。ただ、ひとつ誤解されているかなぁと思うのは、私は専門家でもありませんし、具体的にこうするべきだ、という『情報提供』をしようというのではなく一個人の考えとして書いておりますので、その点を念頭に置いて読んでいただければ...と思います。

今の日本において危機感が薄いのは、むしろ予防接種の副反応や添加物についてだと私は感じています。でも、それは厚生労働省の予防接種のパンフレットが病気の怖い面ばかりを強調し、実際にその病気にどれくらいの人がかかり、どれくらいの人が亡くなるのか、ということが書かれていないばかりか副反応についてもあいまいな記述になっており、添加物の問題点に至っては触れられることもないため、そうなってしまうのも当然と言えば当然なのかもしれません。

1994年の予防接種法改正で義務接種から勧奨接種へと変わったのには、集団防衛という考え方が否定されたことが背景にあります。このことは、強制することによって、副反応の被害が拡大してきた事実や予防接種でつく免疫が確実なものではないといった事実も含まれているようです。はしかに関しても、記事中にもあるように実際、接種率の高い地域でも流行する訳ですから、未接種の子どもから感染が広がっているとは言い切れないのだそうです。裏を返せばワクチン接種者から感染するということだってなきにしもあらず、ということです。

感染源はワクチン未接種者とは限らないこともあるということは、「予防接種率を上げること」=「抵抗力の弱い子を救うこと」ではないのでは?と私は思うのです。『すべての子どもを守りたい』、という観点に立つのならば、予防接種の有効性というのは疫学的に証明されていない部分も多く、逆の見方をすれば健康な子どもが予防接種を打つことによって副反応で亡くなることもありますよね。予防接種の副反応のデータは因果関係の立証が難しく、実際の数字は恐らくデータ以上のものであることは間違いありません。その子にとって、必要ではないかも知れないワクチンを打つことによって、こうした副反応や添加物による被害を受ける危険性だってあるし、自然につくべき免疫を得る機会を逃すことで次の世代は更に抵抗力の弱い子どもになってしまう可能性だってある訳です。

外国で(たとえばアフリカなど)感染症でたくさんの子どもが亡くなる例というのは日本とは栄養状態、衛生状態がまるで違う訳で、同じ感染症でも日本で同じように流行って同じように亡くなる子どもが出てくるのかと言えばそうではありませんよね?ワクチンがある感染症についても、危機感が薄いというよりはそれほど危機感を持つ必要のない感染症だって中にはあると思うのです。ただ、その判断を私達母親が選択するには、国に公平な情報提供がされていないと感じずにはいられません。

感染症自体はきっと、この世からなくなることはないのではないでしょうか?あるウィルスを撲滅することによって、もっと強力なウィルスが出現しているという事実もあります(例えばエイズやSARSもそれと考えられているようです)。だから、自然の力を人間の力でどうにかしようというのは、ある意味おごりなのかなぁという風にも私自身は感じるのです。自然を動かそうとするのではなく、自然の力を借りながら人として何ができるのか、今はそちらに目を向けたいというのが私の考えです。

情報をどう受け取り、どう選択していくかというのはとても難しいけれど、母親になった以上、まずはわが子のために最良だと思える選択をしていくのは身勝手なことなのでしょうか...。


なんだか、ももっちさんへの反論みたいになってしまって、お気を悪くされたらゴメンナサイ。もしかすると、世間一般からすれば相当偏っているのかもしれないけれど、これが私の正直な思いです。
Posted by sayah at 2005年10月21日 15:35
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