2005年08月18日

昔は良かった…!?

このところ家のおもちゃが登場する出番(と言ってもおもちゃはそんなにたくさんある訳でもないのだけれど)がめっきり減ってきました。

もっぱら家事を遊びとして一緒に過ごす1日…。

掃除のときはハタキを片手にホコリを払ったり、小さな箒とチリトリでベランダを掃いたり、洗濯のときは一緒に並んでピンチハンガーに干したり(これがことの他楽しいようで、ふと気づくと乾いてたたんである洗濯物が再び干されていることも!)、それから料理になると、俄然張りきって手に入れたばかりの小さな包丁で(←日記の方にアップしました)一緒に野菜を切ったり。

気になることは、外遊び。
ユズは本当に家が大好きで、用事があっても出かけるように持って行くのにひと苦労。
去年は暑くても寒くても通っていた公園にも全く行きたがらなくなってしまった。おそらく誰か遊んでいて自分のおもちゃを取られたりするのがイヤなのでしょう。こんなことでは生活にメリハリもないし、兄弟姉妹のいないユズにとって他の子どもと接する機会がますます減ってしまう…。でも、こればかりは強制できるものではないし、ただ彼女の成長を見守るしかないのかなぁ。


まだ、夏本番になる前、子どもの遊具など一切置いていない、ただ緑と空と宮殿の後が残ってるだけの場所へ二人で遊びに行ってみたことがありました。ユズはこのだだっ広い空間を見るなり、私のことなどお構いなしにどんどん歩いていって(いつもは抱っこばかりなのに)、小石を拾ってはそれを放ってみたり、坂から転がして遊んだり、宮殿の柱だったところをピョンピョン飛んで渡ってみたり、鳥のさえずりを聞いてはその場所を確かめようとしたり…随分飽きずに長いこと遊んでいました。子どもの遊ぶ場所と言えば、ついカラフルで楽しい遊具がたくさん置いてある公園が思い浮かんでしまうのだけれど、ある程度遊び方の決まったおもちゃや遊具より、大人にとっては何もないように見えるところでも、子どもにとってはむしろイマジネーションを広げて自分で遊びを作り出したり、自然の中に新しい発見をしたりすることがこの上なく楽しいのだろうなぁと今更ながらハッとさせられた出来事でした。


シュタイナー教育の実践書に書かれている、例えば「子どもの想像力を大切に」とか「自然素材に溢れた環境づくり」というのは、昔は敢えて語られるようなことではなかったのだろうなぁと思う。物が少なかった時代には、子どもたちは教えられなくても、想像力を駆使して自分たちで勝手に遊びを考え出したり、豊かに残る自然の中で感受性を育てていくこともできただろうし、異年齢の子ども集団の中で自然と社会のルールを身につけていくこともできただろうし…。食べるものだってそうだと思う。その土地で取れた穀物や野菜を家庭で料理して食べることで自然に健康な心と身体を作っていくことができたはず。

今のように親が子どもの育ちをサポートするためにあれこれ介入したり、子どもを「害となるもの」から守ってやるために「おおい」を作ることを意識しなくても、きっとのびのびと自分の中にある小さな芽を育んでいくことができたのだろうな…。(もちろん、今でもそんな昔ながらの生活を自然に実践されている方たちもいらっしゃるでしょうし、そういう場所も残っているのかもしれません。)


本当は「放っておいても子どもは勝手に育っていってくれる」とどーんと構えていたいけれど、大人にとっては便利になってありがたいことも、子どもにとって本当に必要なものがどんどん失われていってしまう気がして、それを子どもとの暮らしの中に取り戻さなくては!とつい力の入ってしまう私でした。


ただ…

子ども同士の社会の中で勝手に育って欲しいと思っても引っ込み思案でよう遊ばない娘、自然の中にたくさんの発見をして欲しいと思っても、超インドアの娘…なかなか親の思惑通りにはいかないものです。



この記事へのコメント
こんにちは。毎日暑いですね。お元気ですか?
ユズちゃんの外遊び、今は暑いので水遊びとかはどうですか?でもお友達と遊びたがらないのはこの頃の特徴なのでしょうか?
うちのこも毎日保育園に行っているのにあまりお友達という感覚はなくて自分中心で遊んでくれる先生、母、人のようです。
幼稚園が始まる年ぐらいからお友達という感覚を覚えていくのではないかなぁと感じています。

本当に自然を感じる力が強いですね。私もついつい道を歩くようにいうのですがわざわざそれて蟻をつかまえたりします(^^)
我が家では残念ながらアスファルトでおおわれているので気をつけて自然にふれあう機会を増やしていかないとと思っています。
Posted by jova at 2005年08月20日 08:35
初めまして。ユズちゃんの成長の様子、いつも楽しく読ませていただいています。
私の娘はもう10代に入ってしまったので、
ああ、そういえばそんなこともあった、
こんなこともしていたと、彼女がまだ小さい頃を思い出して懐かしくなります。

ところで、今、大阪南港でシュタイナーの催しを
しているのはご存知ですか?
ちいさんお子さんをお持ちの方にも参加できる
様々な催しがあるのですが、
あまり知られていないようなので
ちょっともったいないな、と思い、ここにコメントさせていただきました。
(私は、メルマガで知りました)

パンフレットは
http://image.blog.livedoor.jp/okiti/imgs/d/d/dd4c322f.jpg

プログラムは
http://image.blog.livedoor.jp/okiti/imgs/9/1/91c02c89.jpg
で見られますよ。
Posted by バジル at 2005年08月20日 15:51
>jovaさん

本当に今年もまだまだ暑いですね!
それでも、朝晩は少ししのぎやすくなってきたところです。

親子ともども元気だけは取り柄です(笑)。

りゅりゅちゃんもお友達に囲まれてはいても「一緒に遊ぶ」という感覚とはまた違うんですね。友達同士できちんと遊ぶことができるのは4,5歳とは聞くのですが、親と二人っきりでいたがるのは、これでいいのかなぁと思ってしまうのですよー。やっぱりまだまだ「自分中心で」というのが強い年頃なんでしょうかね。

ウチは幼稚園も2年保育にすることになりそうなので、あと1年はこのまま様子を見守りつつ、少しずつお友達と接触する機会を増やしていきたいなと思っています。
Posted by sayah at 2005年08月21日 05:54
>バジルさん

初めまして、いつも見てくださりありがとうございます!

教えていただいたイベント、実は初日の昨日行って来たのです。子安美智子さんに間近で直接お話を伺う機会があり、行ってよかったなぁと思っています。確かにPR不足か人が少なかったのが残念…。

記事の方にもアップしようと思っています。

また子育ての先輩として、色々お話聞かせてくださいね♪
Posted by sayah at 2005年08月21日 05:59
シュタイナー展ってあるんですね!
来週の土曜日にでも行こうと思います。
知っていたら今週も行っていたのですがうーん残念!
Posted by jova at 2005年08月21日 06:33
>jovaさん

やっぱりあんまり知られていないイベントなんですかね…。勿体無い!

この日、ライアーの演奏も聴きたかったけれど、子安先生の教育相談と時間がかぶっていて、残念でした。

仕事で行けなかった夫も行ってみようかなと言っているし、講演も聞いてみたいものもあるので、私ももしかしたら期間中もう一度足を運ぶかも!?

駅周辺は「アレグリア2」のお客さんでいっぱいでした〜。

Posted by sayah at 2005年08月21日 16:56
土曜日のことばのワークショップと童謡コンサートに参加したいと思っています。
どこかでお会いするかもしれませんね!!
当日申し込みでも大丈夫ですよね。
Posted by jova at 2005年08月23日 23:48
>jovaさん

エポック授業体験も面白そうですよね〜。私もいつかは、どこかのシュタイナー学校のサマースクールに参加してみたいです。

当日申し込みで大丈夫だと思いますよ!私は土曜日には行けそうにないので残念です…。
Posted by sayah at 2005年08月25日 08:59
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