2005年06月14日

夫婦それぞれの教育観

子どもの教育に対する考え方に関しては、夫と私の間でそうかけ離れているわけではないのですが、夫ははじめはシュタイナー教育のことをとても怪しんでいました(笑)。シュタイナー教育に関して、シュタイナー本人の書いたものではなく(とても難解なイメージがあり、まだ踏み込むきっかけがありません)、実践者の考えを通したものであっても「子どもとはどういう存在なのか」ということを知るということは、子育てをしていく上で迷いが払拭されることもあるし、わが子を興味深く観察することもできる。「親はどういう人間であるべきか」「現代の環境から子どもを守るためには?」そんな意見もすごく考えさせられる…。そんなこともあり、やっぱり私は夫との会話の中についついシュタイナー教育の考えを織り交ぜてしまうのです。

最初のころは、夫は私が何かにつけて「シュタイナー教育では…」というのが気に入らなかった様子。「自分達の子どものことが他人に分かってたまるか!」というようなことを言っていました。

それでも、夫も公立の学校に対する漠然とした不安はあるため、そんなことから少しずつシュタイナー教育にも関心を持ってくれるようになってきました。本を読んだりはあまりしないけど、シュタイナー学校や幼稚園のイベントなどに一緒に参加したりするうちに、その雰囲気がユズの性格には合っているんじゃないかと感じているようです。


広瀬牧子さん(ご主人がシュタイナー人智学を専門にされている大学教授、「我が家のシュタイナー教育」等著者)のご家庭や吉良創先生(南沢シュタイナー子ども園教師、「シュタイナー教育のまなざし」等著者)のように父親が率先してシュタイナー教育を育児に取り入れてくれるような家庭も羨ましいけれど、「シュタイナー教育に全く興味がない」という人の全く違った角度からの意見を聞くのもなかなか新鮮で面白いなぁとも思います。夫はやはり「誰かの育児法」ではなく、あくまで自分達流にこだわりたい様子。私は、もちろん「親にしか分からないその子のこと」というのはあるけれど、新米母としてどういう風に子どもと接していけばいいか迷うときにヒントや指針は欲しいと思ってしまう。そんな私たち夫婦の考えの違いにはやっぱりこれまで過ごしてきた教育環境の違いというものも少なからずあるように感じてなりません。
この記事へのコメント
うちの夫もそうですよ〜。
それって宗教?と言われ、挙句の果てには
シュタイナー教信者!と言われる始末・・・。
確かにシュタイナーって宗教がかっているかもしれないけれど・・・そんなことを言ったら何でも宗教になってしまいますよねぇ。

あの包み込むような、静かで穏やかな教育は男性には受け入れがたいのかなぁ・・・。
手仕事に関しては理解してくれているのですけれど・・・
思想まで理解してくれとは言いませんが、夫にもシュタイナー教育のよさをわかってもらうために、講座や見学にも参加してもらいたいなぁって思っています。
Posted by marua at 2005年06月14日 15:36
うちの主人は、息子には広い意味で
「自国を愛せる人になってほしい」
と思っています。
だから、シュタイナー教育のような輸入物を素直に受け入れられない部分もあるようです。(今はでした、かな)
日本と外国とは、文化、環境、時代背景、経済などが違うんだから、いくらシュタイナー教育がよいものであったとしても、必ずしも日本に合うものだとは限らない。
日本には日本のよさがあるんだから、まずはそこがベースだと思うとのこと。
私がシュタイナー教育に興味を持ち始めて、本に書いてあることをかいつまんで話したら、最初はあまりいい顔はしませんでした。
でも、主人に「我が家のシュタイナー教育」を読んでもらった後、私の話ではうまく伝わらなかったことが何となくかったみたいで、それ以来少しずつ、私がやりたいことに関心を持ってくれるようになりました。
それ以来、私が読んだ本は全て読んでくれています。

広瀬俊雄さんの本だけは、私はまだ読んでいないのに、主人が先に読み終わりました。

でも、不思議なんですよ、主人があれこれ思っていることって、シュタイナー教育にとても近いんです。
シュタイナー関係の本を読んでいくと、
「あ、これって主人がこの間言ってたことだ」
ということが多々あります。
シュタイナーのシュの字も知らず、当時はシュタイナー関係の本もまったく読んでいなかったはずなのに、どうして同じようなことを考えていたんだろう???という感じです。

シュタイナー関係の本を読み終わるたびに主人が言うこと。
「本の内容は、おれが思っていることの再確認って感じだ」

私より主人の方が、実はシュタイナーの思想に使いのかも知れません・・・。(笑)

Posted by 侘助 at 2005年06月14日 22:16
>maruaさん

世の旦那様たちには「シュタイナー教」と映ることは少なくないですよね…。表面的には独特だからでしょうか。キリスト教色が強いこともそのひとつなのかなぁとも思ったりします。

ウチの夫も幼稚園や学校など実際の雰囲気を体験してから、毛嫌いするようなことはなくなったので、何かきっかけがあるといいですね。でも、教育書の類はウチの夫はたぶんこれからもそんなに進んで読むことはないような気がします…。

それはそれで羨ましくもあるんですけどね(^^;

Posted by sayah at 2005年06月15日 16:12
>侘助さん

シュタイナー教育はキリスト教とのゆかりの深さが日本の文化と相容れないと思われることもあるのでしょうね。実際、私もお祈りや神様という言葉に少々違和感を感じたこともありました。

自分の国、生まれ育ったところを愛する気持ちって大切ですよね。私も海外の文化に憧れを強く持っていた時期もありましたが、歳をとるにつれ日本的なものにまた心惹かれ始めています。子どもが生まれてから特に、再確認するようなことも多いです。

そうやって皆回帰していくものなのかなぁ…と思ったりもします。

そうそう、シュタイナー教育のことを全く知らなくても、シュタイナー的な考えをされる方っていますよね。そういう方って自由で自然体でとても素敵に映ります。

広瀬俊雄さんの著書、まだ私も読んでいません。機会を見つけて、読んでみたいと思います!

Posted by sayah at 2005年06月15日 16:19
同じく・・です。
はじめは、「また何か言ってるよ・・」みたいな感じでしたが、今ではシュタイナーと名を上げても全然抵抗しなくなりました。
上で、侘助さんがおっしゃってるように、うちも彼のほうが思想に近いというか、私みたく、本等で勉強しながら実践しているのではなく、一冊も本なんて読んでないのに、彼は当然かのように娘にそう接してます。
シュタイナー教育、とても尊敬してますが、我が家なりのやり方とうまく噛み合わせていければいいなぁと思ってます。。
Posted by みちょっこ at 2005年06月17日 11:02
>みちょっこさん

みちょっこさんのおっしゃる「我が家なりのやり方」って大切だと思います。私も奥の深いシュタイナーの世界をもっとのぞいてみたいという気持ちもあるけれど、日々子どもと接していく中で親の感じる直感やその子どもにはどうやって対応していくのがいいのか親自身の考えを大切にすることももちろん必要だと思います。

極端な話、子どもを愛する気持ちと親の一貫した態度さえあれば何でもアリかもという気もするんですよね〜。子どもを愛する気持ちがいつの間にか親の自己実現にすり替わるから問題が起きるのかなって思ったり。

記事にするときにシュタイナー教育の細部と関連づけて書いてばかりいるので(そういう取り上げ方が書きやすいのでついそうなっちゃうのです)、すごくそこに捉われているように受け取られている向きもありますが、実は自分自身アバウトな性格なので、方向性として子どもの成長をゆっくりと見守っていってあげられたらなぁというそれだけなのです。

それから、シュタイナー教育のもつ暖かく優しい雰囲気…特に子ども時代にはそんな環境に身を置かせてやりたいな、って感じています。
Posted by sayah at 2005年06月18日 14:08
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