2005年05月22日

母乳と虫歯予防→フッ素の害・安全性について

『断乳、卒乳』の記事のところでも少し書いたのですが、母乳育児は赤ちゃんの虫歯の直接の原因になるとは言えない、むしろ最近では母乳育児をする人の増加が乳幼児の虫歯の減少に貢献してきたという意見もあるようです。

母乳に含まれる乳糖は同じ糖分でも砂糖などと違い、虫歯になりにくいということが分かってきており、砂糖入りの粉ミルクが全盛だった時期に比べると母乳育児をしっかりなさっているお母さんは子どもに母乳以外の水分(果汁やイオン飲料といった砂糖入りのもの)を与えなくなってきていることがその理由だそうです。

まれに母乳しか与えていないのに虫歯になったりすることもあるのだそうですが、その場合は生まれつきエナメル質が弱いということもあるそうで、虫歯の予防のために母乳育児を断念したり、早めに断乳するというのは早計なのかな、という気がします。子どもの虫歯を予防するためにはやはり食習慣が大前提で、糖分を控えたり、だらだら食いをしたりしない(食間が空くことによって、唾液の作用でお口の中の酸を中和できていれば虫歯にはなりにくい)ということがまず先決だと思います。たとえばエスキモーのように夜間に授乳して、歯磨きなどしなくても、食習慣によって虫歯にならない民族だっているわけですから。本当は、子どもが生まれたときは持っていないはずのミュータンス菌を親が移してしまわないことが手っ取り早いのですが、同じ箸を使わないとか食べかけのものをあげないとかお口にチュ〜しないとかいうことは現実難しいです…。自分だけでなく周りの人の協力も必要ですしね。


もうひとつ、虫歯予防で気になるのは1歳半ごろから実施される『フッ化物塗布』です。
歯にフッ素を塗るということに関してその安全性はどうなのでしょう…。1歳半頃から定期健診などを通して、国をあげて大々的に行われているフッ化物塗布。もう少し大きくなると、幼稚園や学校などで集団のフッ素洗口が行われる場合もあります。

ですが、このフッ素については世界中で安全なのか危険なのかということにおいて、大論争が繰り広げられています(→こちらを参照)これらを読む限り、専門家の言っていることなので、素人の私にはどちらが正しいという判断はつきません。


でも、フッ素を導入すればお金になるのに、敢えて反対している歯科医師の方々の正義感、善意を信じたいなと思いますし、「危険性を上回る有益性はない」この言葉にとても共感しました。

少しでもリスクがあるかも知れないものをわざわざ使わなくても、親の努力しだいである程度虫歯は防げるものだと私は考えるからです。逆にフッ素を使っても虫歯になるときはなるのです。

先進国の中には水道水にフッ素を添加して、強制的に国民にフッ素を飲ませているところも多くありますが、日本がそうならないことを祈るばかりです…。


子ども用のカワイイ絵が書かれたハミガキ粉の類にも、フッ素以外に数多くの化学物質が添加されたものも少なくないし、ユズが大きくなってハミガキ粉を使うことになっても我が家では家族みんなでせっけんハミガキを愛用していく予定です。

【追記】
コメントを頂いたtent04さんのご紹介で私もキスユーを使い始めました。ハミガキ粉を使わないことで却って丁寧にブラッシングしなくてはという意識も生まれたし、なかなか良い感じです。


posted by sayah at 12:40| Comment(14) | TrackBack(0) | +母乳育児奮闘記+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は10年ほど前から販売されているキスユーというイオン歯ブラシを使って歯磨き粉を使わずにいますよ。歯磨き粉なしでも意外とスッキリします。それでも最近、2本の虫歯が。治療とあわせて歯科で歯磨き指導をうけました。歯垢を赤く染めるクスリや磨き方を見てもらったところ、癖で磨けてないところがあったようです。そこでも歯磨き粉は歯垢を落とすのためには必要がないと言っていましたよ。(スッキリ爽快感が味わいたいならどうぞと言っていました。)
なので私は娘には歯磨き粉を使わないつもりでいます。娘にはがんばって虫歯なしでいて欲しいです。
Posted by tent04 at 2005年05月22日 13:36
tent04さん、いつも有益な情報をありがとうございます。色々ご存知なんですね!

そうなんですよね…。きちんとブラッシングできていれば、ハミガキ粉を使わなくてもよいという話は聞いたことがあります。使うなら宣伝で見るような量ではなく、大豆1粒程度の量でいいそうです。なんだか昔からの習慣でなくては物足りなくて、ハミガキ粉はずっと使っているのですよ〜。

「キスユー」見てみました。お手ごろだし、私も試してみようかな、って思いました♪子ども用もあるんですね。
Posted by sayah at 2005年05月23日 21:14
キスユーの良いところは旅行にも簡単に持っていけるところ。あとは出産後(帝王切開でした・・・)、ベットから動けないときに口をゆすがずに歯磨きしてスッキリできたことです。ぜひお試しあれ。
子供用、近所のドラッグストアには置いてないので存在をしばし忘れていました。ありがとうございます。
Posted by tent04 at 2005年05月23日 21:47
大人用なら、ドラッグストアにあるのかなぁ…。今まで全然気づきませんでした〜。ドラッグストア自体、あんまり行かないもので…。

明日早速探してみます!
Posted by sayah at 2005年05月23日 22:05
こんにちは。
うちの子は歯が生まれつき弱いので、虫歯予防のために0歳の頃から歯科に通っています。
もちろん、フッ素は塗ってもらい、家庭で毎日使うフッ素もすすめられました。
フッ素は食品にも入っている天然の成分とはいえ、そのもの自体を摂取することには抵抗がないわけでもありません。
でも、今の乳歯を守り、健康な永久歯を迎えるためにはしょうがないかなぁと悩んでいます。
歯は一生のものですから・・・。

母乳は虫歯にならないとよく聞きますが、周りの自然育児をしている人のお子さんで、前歯が真っ黒!のお子さんはけっこういます。
離乳期から食事を取るようになると、食べかすに付着する母乳の糖分が虫歯を引き起こすそうなので、きちんとした歯みがきをした上での母乳育児をしなくてはいけないなぁと思います。
Posted by marua at 2005年05月24日 15:36
maruaさん、こんばんは。
mameくん、生まれつき歯が弱いのですか。どういったことでそれをお知りになったのか、もし差し支えなければ教えていただきたいです。わが娘にも当てはまることなら気をつけてあげたいと思いますので…。

「食べかすに付着する母乳の糖分が虫歯を引き起こす」これは確かに聞いたことがあります。やはり、食習慣+ハミガキの徹底も必要でしょうね。虫歯ができてしまった子にそれ以上進行しないための進行抑制剤を塗ると、虫歯の部分が真っ黒になるそうですが、お知り合いの方はこちらになるのかなぁ…。私の周りでは、逆に甘いおやつを普段から食べているような子でも虫歯があるという子にまだ会ったことがないので、私は子どもの虫歯ってなんだかピンと来ないのですよ〜。

でも、乳歯のうちからできる限り虫歯にならないように気をつけてあげたいなとは思います。娘はハミガキ大嫌いで暴れるので、ついつい適当に切り上げてしまったりするので、maruaさんにコメントを頂いて、やっぱりしっかり磨いてあげなくてはと改めて思いました。
Posted by sayah at 2005年05月24日 22:55
こんにちはー。
虫歯になりやすいかどうかは、唾液のpH検査でわかりますよー。この検査で虫歯になりやすいとわかったら、フッ素を塗るのをすすめられるようになるのだと思います。
うちの娘もこの検査で若干虫歯になりやすいという結果が出たのですがフッ素はなんとなくためらってしまって塗ってもらってません。
身近にはフッ素を塗ってるお子様が多いですけどね。
安全性に関しては賛否両論なのでどちらが正しいとかではなくて、親の考えで決めたらいいと思います。
ちなみにうちのお兄ちゃんにもフッ素は塗ってきませんでしたが虫歯は殆どありません。ちょっとはあるのがポイント(笑)
1歳過ぎたらかかりつけの歯科医を持つことをおすすめします。虫歯にかかってからいくのではなく、予防のために。歯並びなんかも気になりますものね。

それからうちでも合成洗剤の歯磨き粉は使ってません。
重曹でも簡単に作れるみたいですね。
Posted by nico at 2005年05月25日 10:46
唾液のpH検査というのがあるんですね。教えてくださりありがとうございます。虫歯になりやすいかどうかというのは、親から受け継いだ体質なども関係するのでしょうね。それから妊娠中の食事内容とか…。

重曹のハミガキ、私も聞いたことがあります。でも、重曹は掃除のときに研磨剤の役目をするくらいですから歯に使うのはどうなんでしょう?これからできるだけハミガキ粉に頼らなくて済むようにブラッシングの上達に力を入れていこうかななんて思っています。
Posted by sayah at 2005年05月25日 14:50
こんにちは♪
私も、虫歯とフッ素について、最近すごく気になっていました。
フッ素は今まで2回やりましたが、効果があるのか無いのか、よくわかりません。
私自身がとても虫歯になりやすい体質なので、息子もそうかもしれないと、歯磨きは嫌がろうが暴れようが、押さえつけてやってます。^^;
でも、歯磨きが嫌いなわけではないのですよ。

それから、重曹のハミガキを作って使ったことがあります。
重曹の細かい粒子が研磨剤となって、とってもきれいに磨けます。
ちょうど、茶碗に付いた茶渋が落ちるように・・・。
で、そのときに使う重曹は食品添加物として認可されたものを使います。
よくふくらし粉としてつかう、アレです。
重曹やクエン酸には工業用・薬品用・食品用と段階があるので、食品グレードのものを使えば、歯磨きに使っても安心ですよ。
歯磨き粉の作り方は、「お風呂の愉しみ/前田京子著」という本が参考になります。

それとも、重曹は研磨剤の役目があるから、歯を傷つけてしまうかも、ということでしょうか・・・?
(すいません、あとからこう思いました。^^;)
歯が重曹によって削れなければ、大丈夫ですよね・・・。
また調べてみたいと思います。

長文、失礼いたしました。m(_ _)m
Posted by すいか at 2005年05月26日 20:14
すいかさん、こんばんは♪

重曹の話、丁寧に教えてくださりありがとうございました。すいかさんは実践されていたんですね。「お風呂の愉しみ」、書店でチラッと読んだことがある気がします。また、よく見てみようかなぁ…。

私が気になっているのは、その研磨剤の話なのですよ。ハミガキ粉でも研磨剤が不必要に歯のエナメル質を削ってしまうというじゃないですか?だから、あまり多用しないほうがいいのかなってなんとなく思ったんですよね。
Posted by sayah at 2005年05月26日 23:17
うちの子は3ヶ月から歯が生えてきたのですが、他のお子さんと違って白い歯ではなく、グレーの歯が生えてきました。今は何本も生えましたが、すべてグレーの歯、そして、裏は茶色です。
生後半年くらいのときに保健所へ相談して、「象牙質形成不全」であることがわかりました。
夫もその系統らしく、遺伝の可能性が高いのです。私は虫歯ひとつない健康な歯なのに、なんで、私の歯が遺伝しなかったんだろ〜ってショックでした。
うちの場合は稀なケースなので、あまり参考にならなくて、すいません。
でも、おかげで、おやつ、ジュースには気を配り、砂糖抜きのおやつを作ったり、歯科医にも褒められる食生活が送れています♪
Posted by marua at 2005年05月28日 13:43
>maruaさん

「象牙質形成不全」というものがあるのですね。初めて知りました。歯のためには、やはり食生活が一番大切ですよね。うちも食事以外で糖分を摂る(おやつなどから)ことはごく稀です。

おやつ自体食べたり食べなかったりで、おにぎりがおやつということもあるのですが、これから外出時のおやつとして、砂糖抜きおやつのレパートリーも増やしたいなぁと思っています。
Posted by sayah at 2005年05月30日 14:23
ちょっと遅いコメントで申し訳ありません。

虫歯って、ただ単に歯磨きをしないとか、母乳やミルクがどうの、とかの問題だけでなく、ストレスとも深い関係があるようです。

お菓子ばかり食べていて歯磨きをしなくても虫歯が全くない子と、ちゃんと歯磨きをしているのに虫歯だらけの子。
ある歯医者さんが何が違うのかを調べたら、虫歯がある子は、いつもお母さんに「そんな物ばかり食べていたら虫歯になっちゃうよ!」と言われていたそうです。

また、完全母乳で育てられていた1歳の子が突然虫歯になってしまい、何が原因かを考えてみたら、その時ちょうど家庭環境が変わり、お母さんがイライラしていた、という話もあります。

歯は硬い石のようなイメージですが、体と同じで生き物なんだそうです。
なので、歯もストレスを感じるとのこと。
歯がストレスを感じると、菌と立ち向かう力が落ちてしまい、虫歯になるのだそうです。

私もフッ素は怖いと思っています。
WHOでも警告を出しているのに、日本は意識が低すぎますよね。

Posted by 侘助 at 2005年06月03日 00:26
>侘助さん

虫歯とストレスの関係…とっても興味深いお話です。

でも考えてみればそうですよね。心の不調は身体に表れてくるものですものね。虫歯もそういったことと無関係ではないというのは信じられる気がします。

医師や保健師など専門家の言うことだからといって必ずしも正しいとは限らない…子育てしているうちにそんな風に意識が変わってきました。
Posted by sayah at 2005年06月03日 23:28
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。