2005年04月03日

シュタイナー教育の中の音楽(ペンタトニック音階)

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音楽に多少馴染みのあった私もペンタトニックという音階については、シュタイナー教育に触れるようになって初めて知りました。

ペンタトニックというのはラの音を中心にして上に五度、下に五度のインターバル(ドとファをぬいてレミソラシレミと並ぶ)になっている音階です。音楽には長調と短調とがあり、うれしいとか悲しいとかいう感情と結びつきますが、9歳くらいまでの子どもはこうした感情の発達がまだ未分化(主観と客観がまだはっきりしていない)であるため、長調でも短調でもないペンタトニック音階がふさわしいのだそうです。赤ちゃんの産声はみなラの音だといいますから、これもまた神秘的です。


ペンタトニック音階を使った曲は終わりのない感じがするところが、幻想の世界で遊ぶ幼児には安心感が持てるのだそうで、実際日本に昔からある童謡・わらべ歌にもペンタトニックで構成されたものが多いです。たとえば「げんこつ山のたぬきさん」「かごめかごめ」などなどたくさんあります。


シュタイナー教育では、楽器をおもちゃとしてむやみやたらに与えるようなことはしないようです。きちんと線引きをして大人が大切に扱うところを見せるのがいいのだそうです。私も最初はおもちゃとして何か楽器を与えようと思ってこのグロッケン(鉄琴)に出合ったのですが、そのことを知り、まずは自分がこの楽器を楽しむようにしています。もちろんいつの間にかユズのおもちゃになっている時もありますけれど…。ウチのはアウリスのものですが(ココで音が聴けます♪)、ゾノアのメタルフォンも音の響き方が控えめですごくきれいでした。ゾノアのものもきちんと調律がされているし、鍵盤を入れ替えて調が変えられるので、本格的に楽器演奏をする目的で使うのなら、こちらも長く楽しめるかもしれません。


ユズが小さい頃は、思い浮かぶまま子どもの歌を口ずさんだりしていたのですが、最近はユズから歌のリクエストがあります。その中でもリクエストが多いのは手遊びつきのわらべ歌なので、やっぱり五度の音楽が子どもには気持ちがいいものなのだろうなぁって思います。子どもにとっても歌いやすいみたいです。


シュタイナー教育の音と音楽―静けさのおおいの中で
吉良 創
4054016235


子どもにふさわしい音環境、歌うこと、ペンタトニックについての解説や曲の紹介、作曲の仕方、ライアーやグロッケンなどの楽器の演奏の仕方など、シュタイナー教育における音楽についてとても分かりやすく書かれた本です。

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