2005年04月01日

抗生物質が引き起こす悪循環

ユズが生まれる前までは『抗生物質』という言葉になんだか良いイメージを持っていました。風邪をひいたりしたときによく効く!みたいな。

抗生物質が細菌性の風邪に対して効果があるというのは本当なのですが、抗生物質の過剰使用により、耐性菌という抗生物質の効かない菌が出現し(O157も耐性菌のひとつと考えられています)、それに対抗するための更に強い抗生物質を作らなければならない、という恐ろしい悪循環が起こっているということが問題になっています。


スーパーで売られている肉や魚介類の中にも抗生物質を投与されたものがあります。効率よく生産するために、生き物にとって過酷な飼育環境(密飼いなど)で育てていると、病気になりやすくなったりします。それを防ぐためにあらかじめ抗生剤を投与するのです。


そのような環境で育てられた肉や魚介類を食べることによって、食物連鎖で人の身体の中にも抗生物質が入ってきてしまい、体内に耐性菌を作ってしまう恐れが出てきます。

そう考えると、生き物はみな自然な形で生きることの大切さを実感します。野菜でも有機農法の場合は、農薬などに頼らなくて済む病気にかかりにくい野菜を作るために、土壌作りをしっかりとするそうです。肝心なのは土台作りなのに、効率性を重視するあまり病気にかかることが前提みたいになってしまって、悪循環に陥ってしまっているのですよね。このような現実はなんとかならないものでしょうか…。


子どもの身体も同じことで、病気になってから薬に頼るのではなく、病気にかかりにくいような身体作りを心がけてあげたいなぁと思います。



この記事へのコメント
お久しぶりです。
抗生物質は素晴らしく有益な薬だと思いますが、多用はしたくないですよね。
薬全般に言える事だと思いますが、アメリカで
食肉(多分豚だったと思いますが…)業者が豚肉を食べたくないと発言したぐらいですから、きっと実情は、とんでもないんでしょう。いや、ジョークを言いたい訳ではないんですけど。
風邪ひくたんびに予防的に、処方される抗生物質はどうなのかな?と思ってしまいます。
Posted by papas at 2005年04月02日 14:56
papasさん、こんばんは。

業者の方も矛盾を抱えながらやっている部分もあるのでしょうね。農家の方で市場に出すのと家で食べる野菜は別に作っているという話はよく耳にしますよね。見栄えばかりを気にする消費者側にも問題があるのだと思います。

風邪もウィルス性のものなら抗生物質を飲んでも全く意味がありませんし、自然と治ってしまうものです。稀に抗生物質大好きなお医者様もいらっしゃいますから、やっぱり何でも医者任せにせず、ある程度の知識を持っておくことも必要かな、と感じています。
Posted by sayah at 2005年04月02日 22:15
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