2005年03月08日

薬に頼らない勇気

ユズは今日生まれて3度目の熱を出しました。

夕方から体が熱いな〜と思っていたのですが、体温を測ると38.6度。
でも、至って普段と変わらず元気なのです。これまで2回の熱のときもそうでした。

それからいつもどおりご飯もしっかり食べて、ゆっくりしているとユズが「熱下がったよ。もうしんどくないよ。」と言うのでもう一度測ると今度は38度。イヤイヤ、まだまだ熱高いんだけど…。でも本人はなんともない様子。そしていつもの時間に寝ていきました。


今回も病院のお世話になることはないかな、という気がします。


子どもが高い熱を出すと、つい慌ててしまい、とりあえず病院へ足を運んで専門家の『大丈夫』という一言を聞いて安心したいという思いが先立ってしまいますが、子どもにとって熱が高いときに病院にかかるしんどさや新たな病気をもらってくるかもしれない可能性を考えると、やはり子どもの自然治癒力を信じて、体がゆっくり癒され回復するのを待ってあげるのがいいのではないかなと私は思っています。大人のように病気をすばやく治さなければならない事情など子どもにはないのですから。

ただ、一刻も早く病院にかからなければならない場合も当然あるでしょう。
そんな一大事とそうでない場合とある程度判断できる知識を身につけておくことも、とても大切なことだと思い、我が家では童話館ブッククラブで配本された『はじめてであう小児科の本』を愛読しています。

この本の発熱のページには、熱の高さと病気の重さは関係ないということや、生後三ヶ月以前の赤ちゃんを除いては熱以外の症状がなければ様子を見るほうがよい(大概はウィルス性の風邪などで大事には至らない)ということ、また安易に解熱剤を使うことの怖さなどについて触れられています。また、日本の予防接種に関して問題提起されている項もあり、この本に出合ったことにより、我が家では予防接種は取捨選択して受けさせるようになりました。

この本を読むと、やっぱりわが子のことなのだから、親がある程度の知識をもち、普段からよく見ていてあげることが肝心なのだなぁと再認識させられます。


親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育』には次のような記述があります。「時おり子どもは、家で静かな時間を過ごし、自分を「整理」して、次の成長段階に入る、ということのために病気になることがあります。」

そう考えるとどうしてもマイナスイメージに捉えてしまいがちな『病気になる』ということに対して、「今この子は休息が必要なのだ」と思えばなんだか前向きになれます。子どもにとって休息するということに加え、きちんと病気にかかり自然な形で免疫を作ることも体にとって必要なプロセスなのではないかとも感じます。


…とはいえ、まだまだ子育て経験の浅い私、熱が下がるまでは少しドキドキなのですけど…。
これからホメオパシーについても徐々に勉強していきたいなと思っています。



この記事へのコメント
先日コメントさせていただきましたまーぼーです!
私も今ホメオパシー勉強中です。
レメディ選択が難しい・・・本を読んでもよくわからないことだらけです。
ぜひ、またこの日記でいろいろ教えていただきたいです〜
Posted by まーぼー at 2005年03月08日 06:46
我が家も童話館のブッククラブに入っています。子どもにいい環境をと思いウォルドルフ人形を作ったり、字を教えないようにしたり、テレビを消したり、オイリュトミーの先生のところへ通ったり、小さい頃はいつも一緒で楽しいことばかりでした。今ももちろん、楽しいことは変わりないのですが、子どもが段々一人で自分の世界を築き始め出しています。嬉しいような、寂しいような。いつもこちらのブログを拝見してあの頃を思いだしてしまいます。
Posted by kinmokusei at 2005年03月08日 12:34
いつも楽しく拝見しています。いろいろなことを勉強されていて、いつも感心しています。私もつい最近ホメオをかじりだしました。まずは、健康相談に行ってみるつもりです。病気のついては、いろいろ悩みが多いですね。ネットでは、カンガエルーネットなどは、本当に熱心に勉強されている親御さんが多くて、すごいなあと思ってます。子どもらを取り巻く環境はよくありませんから、せめて子どもに健康な身体になって欲しいという願いから、いろいろ勉強したりするのですが、なかなか難しかったり、気力が続かなかったりします。親として、もっと成長したいものです。
Posted by とこまと at 2005年03月08日 15:27
まーぼーさん、こんばんわ。

娘の熱はあっさり一晩で引いてしまいほっとしています。

ホメオパシー、勉強されているのですね。私はまだ具体的には何も始めていないので、ブログで記事にできるのはまだまだ先になりそうです…。
Posted by sayah at 2005年03月08日 22:49
kinmokuseiさん、はじめまして。コメントありがとうございます!

童話館ブッククラブに入られているのですね、読み聞かせに関しては、ユズがとても喜ぶのでずっと続けているのですが、最近急に文字に興味を持ち出したので、私もどう対応するべきなのか迷いが生じています。

シュタイナーでは子どもを目覚めさせないために、文字を教えませんけれど、子どもが興味を持ったことに対してはぐらかすのもどうなのかな…と思うし。私が見学に行った、シュタイナー実践の幼稚園では年長さんになると郵便屋さんごっこをして、文字に触れる機会をあえて作っているようでした。(興味のない子どもには無理強いしないとおっしゃっていましたが)その辺りはやはり小学校に入ったときのことを考慮されているのでしょうか…。

今はまだまだ娘は私にべったりで、もう少し手が離れたら…と思うこともあるのですが、離れてきたら離れてきたで寂しさを感じるということは確かにあるのだろうな、という気がします。
Posted by sayah at 2005年03月08日 23:01
とこまとさん、初めまして。コメントありがとうございます!いつも見に来てくださり、嬉しく思います♪

カンガエルーネット、見てみました。
すごく充実したサイトですね。私もユーザー登録して勉強していこうと思います。

有益な情報をありがとうございます。
ホメオパシーに関しても、私も具体的な勉強を始めていかなくては、と改めて思いました。娘が丈夫なのをいいことにこれまで結構呑気の構えていたもので…。
Posted by sayah at 2005年03月08日 23:11
sayahさん、こんにちは。

 字を教える教えないについて、kinmokuseiは最近本当にそのことばかり思っていて、sayahさんのHPもその過程で見つけたのです。

 数年前、柊(息子です)が幼稚園の年長さんのときに字に興味が出てきて大変覚えたがりました。でも私は「歯がまだ抜けていないし」と思いなるべく教えないようにしました。

 その結果、小学校で柊は勉強に大変苦労しました。国語力は全部の教科の基礎となるので勉強全般に響くようです。

 そのことが柊の人生にどう影響するのかは私にも分かりません。最初は「私が柔軟に対応しなかったせいで柊に苦労をかけてしまった」と悩んだのですが、今はこれはこれでよかったのかなとも思ったり。

 童話館の冊子に「字を教えていなくても自然に覚えました」などとあるのを鵜呑みにしていたのですが、柊の場合はもっと心配する必要があったのだと思います。夫とももっといろいろ相談しておけばよかったです。

 よそのお子さんがそうだから、本に載っているから、我が子もそうだろう、と安易に考えた点は反省です。子どもはひとりひとり違うのだということを痛感しました。

 柊は勉強では苦労しているのですが、本は大好きです。おはなしも大好きです。勉強も最近やっと好きになってきたようです。

 小学校の1,2年の担任の先生が大変良い方で「3年生の終わりくらいには追いつけるようにしますよ。大丈夫!」と仰って下さったので、気の長い話だと思っていたのですが本当にそのとおりだったので驚きました。経験のある先生の話は尊いですね。

 9歳になって柊は自分とお母さんは別の人間なんだと徐々に気付いています。甘えたり強がったりを繰り返しています。祝(?)反抗期突入です。

 kinmokuseiの子離れのほうが相当難しいようです。こうしていろいろ考え込んだりしてしまうのもそのせいだと思います。

 そんなときに、sayahさんのHPを見ると癒されます。いつも優しい気持ちにしてくれてありがとうございます。
Posted by kinmokusei at 2005年03月09日 09:43
 はじめまして、有楽斎と申します。
 トラックバック頂戴しましてありがとうございます!
 いろいろ拝見しまして
 これは宝島を見つけたなあ!と感じ入りました。
 ゆっくりと時間の許す時に一度通読させていただきたいと思っております。
 まずは御礼まで!

 有楽斎
Posted by 有楽斎 at 2005年03月09日 23:35
kinmokuseiさん、コメントありがとうございます。

貴重な体験談を頂き、ありがたく思います。私の周りにはシュタイナー教育を実践する方はおらず、私自身、シュタイナーにどっぷり浸かることで、シュタイナーとは関係の薄い場に子どもが出たときにどういった弊害が起こってくるのかということが気がかりなのです。

シュタイナーがすべてだとは思っていないのですが、でも共感することが多く、基本的には実践書の類に書かれていることを自分の子育てにも取り入れて行きたいと思っているのですが、やっぱりある程度の柔軟さというのは必要なのかも知れませんね。そのさじ加減が難しいところですが…。

できたらシュタイナー実践の幼稚園に入れたいと思っているのですが、小学校から公立に行くとなると、少なからず子どもはギャップに戸惑うことになるでしょう。そして子どもは順応力が高いからきっと順応するのに時間はかからないでしょうが、それが良いことなのかどうかも疑問に思います。

逆に12年間シュタイナー学校に通って、一般社会に出ることはどういった影響をもたらすのだろうかとも考えます。これまでずっと個性を尊重されてきた人間が、果たして突然他人との相対評価を受けたり、『出る杭は打たれる』ような仕打ちを受けたりした場合に、自分の中でそのギャップを埋めることができるのだろうかとも思います。

ずっとシュタイナー教育を受けて育った人はフリーランスになる場合が多いと聞いたことがあるのですが、やはりこういったことと関係しているのかな、と。それ以上に会社の力に頼らずとも自分で道を切り開いていけるだけの強さを持っているということも言えるのかもしれませんけどね。

我が家の場合、夫はシュタイナー教育に関して無関心なのですが、意外とシュタイナー的な考えをする部分もあり、でもシュタイナー教育に関しては何も知らないので違った角度からの意見も参考になったりします。

これから、まだまだ悩みながら育児をしていくのでしょうけど、kinmokuseiさんのお話もまた伺えたらなぁと思います!

心強い先輩ができて嬉しいです♪

Posted by sayah at 2005年03月10日 00:23
有楽斎さん、わざわざお越しいただきありがとうございます!

有楽斎さんのコンセプトを語るブログ面白いな、って思います。子どもCONCEPT.は特に私もとても共感します。

私もまたお邪魔させていただきますね♪
Posted by sayah at 2005年03月10日 00:29
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自然な育児
Excerpt: はじめまして。自然に子育てをし、自分もそう生きようとなされてる姿がよく見えるブログで感激しました。シュタイナー教育については考え方はよく理解できますがどこまで実践できるかというところでしょうね。私も子..
Weblog: 京都の発達・遊び塾にきませんか
Tracked: 2005-03-09 13:25
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