2006年01月16日

『よあけ』ユリー・シュルヴィッツ

よあけ
ユリー・シュルヴィッツ 瀬田 貞二
4834005488


夜が明けるのがとっても待ち遠しいこの季節。素敵な夜明けを描いた絵本が今お気に入りです。濃紺の闇がゆっくり静かに明けていく湖の風景。生き物も人も少しずつ動き出します。おじいさんと孫が湖にボートを漕ぎ出したときに明ける最後の夜明けの美しさは圧巻です。絵と同じくらい言葉も美しくうっとりしてしまいます。


近頃、毎月届く絵本があまりユズのお気に召さずに本棚にしまいっぱなしになっていることも多くなり、そろそろ自分で絵本選びをしようかなぁと思っています。以前、講演に行ったときに松井るり子さんは親が気に入ったものを読むのがよいと言ってらっしゃったのですが、なかなか親子で趣味が合わなかったりして難しいです。私はジョン・バーニンガム、エルサ・ベスコフ、シャーロット・ゾロトウ、バーバラ・クーニー、日本の作家では酒井駒子さんのようなどちらかと言うと淡い色調の繊細なタッチの絵本が好きなのですが、ユズはもっと色使いもはっきりしてシンプルで分かりやすい絵のものを好みます。年齢的なこともあるのかも知れないけれど、読み聞かせる側としてはやっぱり自分が好きだなぁと思える絵本を読むほうが嬉しいので、そのうち趣味が合うようになればいいなと思います。

最近は素話にもチャレンジしてみたりもしているのですが、こういう絵本に出会うと自分で想像する世界も楽しいけれど、美しいものに触れるのも心の栄養になるのだろうなぁとつくづく思います。

この絵本は珍しくユズと好みが一致して、ユズもゆっくりと明けていく闇にじっくりと見入っています。
この記事へのコメント
我が家にもこの本ありますよ。つれあいの妹さんからのプレゼントなのですが、はじめて絵を見たとき「うわ〜まぶしぃ〜」と感じました。ほんと最後の光は”美しい”という言葉がぴったりきますね。

うちはもっぱら読む絵本を子どもに選ばせているんですけど、やっぱり私が読みたくない本をもってくることも多いですね〜。できるだけ子どもの希望に添うようにしていますが、どうしてもしんどいときは「違う本にして〜」とお願いしてしまいます(苦笑)
Posted by 山の上ナナ at 2006年01月17日 01:01
sayahさん、こんばんわ。ユズちゃんも、そろそろ絵本を本格的に楽しめるお年頃になってきましたね。淡い色調の絵本、わたしもすきですが、うちの子はべスコフ以外はそれほどでもないみたいです。クーニーとかゾロトウは、本によっては高尚というか、まだまだ、少女って感じになってからでしょうか。
この『よあけ』は、ぜひおうちにおきたい1冊ですよね。うちにはないんですが(笑)
『おやすみなさい おつきさま』が、フェードアウトしていく絵本なら、これはその逆という感じでしょうか?こういうのは、ほんとに絵本そのものを五感全部使って楽しめる時期に読んであげたい本ですね。

>ユズもゆっくりと明けていく闇にじっくりと
>見入っています。

想像しただけで、こちらもほほえましい気分になってきます♪
Posted by mato at 2006年01月18日 21:05
はじめまして♪トモと申します。
幼稚園の義務教育化について調べていてたどり着きました。私も3歳になる娘がいて、来年の春よりシュタイナー系の幼稚園に入園予定です。これからもお話できたらなぁと思い足跡をのこします。
「よあけ」という絵本、私は知りませんでした。今度本屋さんで探してみます。瀬田貞二さんの訳が私は大好きです。言葉に温かみがあって。有名どころでは、「3匹のヤギのがらがらどん」ですね。また遊びに来ます。
Posted by トモ at 2006年01月18日 23:05
こんにちは。以前、「あしたの国」のことでちょこっとお邪魔した者です。先日、実家の静岡に帰省した際に「百町森」という絵本とおもちゃとプレイルームのあるお店に行ってきてきました。「天然生活」に載っていたところを発見し、子どもとわくわくしながら出かけたのですが、本当に楽しくて、子どもの世界にどっぷりと浸ってくることができました。いい絵本やおもちゃ、いい人との出会いは本当に大切ですよね。現在は千葉市に住んでいるのでなかなか訪ねることはできそうにないのですが、こんないいお店にまた出会えたらなあと思いました。
Posted by らくだまま at 2006年01月20日 05:14
うちにも、この本、あります。
自分でイメージを膨らませて読みような感じの本ですよね。
メイは、あまり好きではないようです・・・
もっと大きくなれば、わかるのかなぁ。

私はずっと自分で絵本を選んで与えてきたのですが、幼稚園に入ってからは、幼稚園で一斉購入して届く本があります。
でも、メイは全然読みません。
好きじゃないみたいなんです。
絵もマンガっぽい絵のものが多いし、字も少ないし、物足りないのかもしれません。
幼稚園の図書館から借りてくる本は、字が多く、お話がしっかりわかるようなものばかり借りてきます。
しかも、最近はもっと読みたいからといって2週続けて同じ本を借りてきたり・・・・
ジンはまだ、2冊くらいしか読んであげたことがないのですが、やっぱり絵本が好きみたいです。
本好きになるには、読み聞かせって大切ですね。
Posted by 荷葉 at 2006年01月21日 07:17
>山の上のナナさん

コメントありがとうございます♪
ナナさんもこの絵本お持ちだったんですねー。

夜明け前と夜が明けた瞬間のコントラストが本当に『まぶしい』ですよね。

我が家も読む絵本はいつも娘が棚から取ってくるのですが、私が好きなのを選んで来ても読んでいらないようなのです…。読み聞かせのとき以外に自分ひとりで楽しむしかありません(苦笑)。
Posted by sayah at 2006年01月21日 23:13
>matoさん

こんばんは。最近は気に入った絵本ならある程度長いストーリーでもじっと聞いているようになって来ましたよ。でも、娘が気に入るのは大抵動物を擬人化したものや乗り物が出てくる絵本です。そういう意味ではクーニーの「どこへいってた?」はいけるかなぁと思ったのですが、色調がどうも好みではないようで…。

ベスコフの絵本はまだ家にはないのですよ。でも、matoさんの書評を見て、じっくり見てみたいなぁって思いました。
Posted by sayah at 2006年01月21日 23:19
>トモさん

初めまして、コメントありがとうございます。
娘さん、うちの娘と同じ学年になるんですね!我が家は幼稚園は考えた末、2年保育にすることになりました。

こちらこそ、これからいろいろお話させていただけたら嬉しく思います♪

「3匹のヤギのがらがらどん」はまだ読んだことがありません。もうそろそろ楽しめるのかなぁ。「よあけ」もとても素敵な絵本ですよ。機会があったら見てみてください!
Posted by sayah at 2006年01月21日 23:23
>らくだままさん

らくだままさんは以前にさわおままさんのHNでコメントいただいた方でしょうか?

百町森のHP、時々拝見しています。まだ行ったことはないのだけれど、相沢さんの積み木ショーをいつか見てみたいです。

その後、ホームスクーリングをされているご家族のことをTVで見ました。我が家では教育に関して夫が私とは考え方がちょっと違う面もあるし、難しいかもしれません。普通の学校に行って、家庭でできることをフォローしていくことになりそうです。
Posted by sayah at 2006年01月21日 23:29
>荷葉さん

荷葉さんもこの絵本をお持ちだったんですね!大人も楽しめる絵本だなぁって思いました。

メイちゃんの幼稚園では一斉購入というのがあるのですね。その子に合った絵本選びというのはある程度の年齢になったら、年齢では区切れない個人差というものが大きいような気がします。我が家では逆に届く絵本が少し娘にとっては難しいようです。

ですが、易しい絵本の中でも子どものために心を込めて作られたものを選んで行きたいなぁと感じています。
Posted by sayah at 2006年01月21日 23:42
こんにちは。わたしもこの絵本、好きでよく眺めます。
この絵本は子どもと楽しむのにもいいですよね。
音や空気感、光などを感じることができます。


わたしもベスコフやクーニー、大好きなんですが娘にはまだ見せてないものが多いです。
特にクーニーは丁寧に詳細に書かれているので想像の入り込む余地が少ないという気がしています。(そのタッチが好きだったりしますが)
小さい子にはページとページの間を自由な想像ができるような、ページを次々めくっていきたくなるような絵本がいいのかなと。
そのほうが物語りの楽しさ(絵がなく自分の頭の中で絵を描く楽しさ)を知ってもらえるかなと思っています。

美しいものとしての絵本はもう少し自分の想像の世界を広げてからのお楽しみにしようかなと思っています。
Posted by jyujyu at 2006年01月23日 11:08
はじめまして、mayoと申します。
ウチの娘も2歳なんですが ずっと前からこの本が大好きです。
何度も読んで読んでと 持って来ます。
本当に素敵な本ですよね。
読んでるこちらも癒されますよね。

シュタイナー教育にもとても興味があります。
ゆっくり読ませてもらいますね。

→の「はじめてであう小児科の本」
ネットのお友達もこの本がいいと言っていました。 やっぱりオススメなのですね^^
子供の病気に関する本を全然持っていないので 買ってみようかな。

また遊びにきますね。
Posted by mayo at 2006年01月24日 02:39
>jyujyuさん

読み聞かせの勉強をされているjyujyuさんならではのコメント、ありがとうございます。

そうですね〜、クーニーは絵本によってはまだ早いかも、ですね。シュタイナー的にも詳細に描かれたものや動物を誇張して描いたようなものは幼い子にはあまり適さないのだとは思うのですが、つい自分の好みや子どもの気に入ったもの、ということでラフにやっています。

でも、絵本の楽しみを取って置くという気持ちも大切ですね。できるだけゆっくりじっくり選んでみようと思います。
Posted by sayah at 2006年01月25日 16:47
>mayoさん

初めまして、コメントありがとうございます。
2歳の娘さんにもこの絵本の機微はちゃんと伝わるんですね〜。

シュタイナー教育に関して、私はまだ表面的な勉強しかできていないので、参考になることがあるかどうか分かりませんが、同じように関心を持ってらっしゃる方といろいろお話したいなぁと思っています。

「はじめてであう小児科の本」は童話館ぶっくくらぶから親のための本として配本されたものだったのですが、子どもの病気ひとつひとつに関して分かりやすく書かれていて、緊急に病院にいかなくてはならない病気の目安なども分かるので、子どもが体調が悪くなっても慌てて病院に駆け込むことなく落ち着いて対処できるようになった気がします。私は他の本はあまり詳しくないのですけど、子どもの病気に関する本は一冊持っておくと便利だと思いますよ!

よろしければ、またお気軽に足跡残して行ってくださいね♪
Posted by sayah at 2006年01月25日 16:55
久しぶりにお邪魔します。
シュルビッツもバーニンガムもベスコフもゾロトウもクーニーも…私も大好きな作家たちです。
ちなみに現在7歳になる娘にはかなり幼い頃から私の好みでの絵本読みにつきあってもらってきましたが、上記の作家達の作品にはなかなか興味を持ってくれず、淋しかったです(^^;)色調の淡い絵本はストーリー展開もおだやかなものが多く、3歳ぐらいだとそのあいまいさを「淋しい」「悲しい」イメージとして捉えてしまったようです。今でこそ、「絵がきれいでやさしい感じだから好き!」と言っていますが…。
でも、変にコドモの感覚を刺激することがないのでシュタイナー的にはオススメの絵本かも知れませんね。色調や展開のどぎつい絵本に慣れてしまうと、成長してもこういった作家の絵本はつまらなく見えてしまうようです。せっかくの鋭い感受性がスポイルされてしまうのでしょうね…
Posted by えほんうるふ at 2006年02月06日 00:46
>えほんうるふさん

わぁ〜、また遊びに来てくださって嬉しいです。

シュタイナー的には絵本はほとんど必要ないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、やっぱり絵本って楽しいですよね。私は自作のお話を語る想像力に乏しいので、絵本には本当に助けられています。ウチの娘ももう少し大きくなったら気にいってくれるようになるといいな。
Posted by sayah at 2006年02月06日 18:47
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