2007年07月25日

ハチドリのひとしずく

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掃除機の出番を出来るだけ減らして、普段は箒で掃除をするようにしていた今日この頃…。とうとう掃除機が壊れてしまったのを機に、和歌山の職人、桑添さんのところから、かねてより憧れだった美しい棕櫚の箒をお迎えしました。

一番安い掃除機が買えるくらいのお値段ですが、箒としてはちょっと勇気のいる値段。でも、使い心地は断然違います。家電はせいぜい7年くらいが寿命らしいですが、こちらは30年ものだそうです。軽くてやわらかくて適度にこしがあって、濡らした新聞紙を撒いてさらさら掃いていくと細かいほこりもきれいに取れるのです。早朝でも深夜でも時間を気にせず思い立ったときに掃除できるし、かりんをびっくりさせなくて済むし、なにより無心になれるのが心地よく、あんまりマメでない私でも掃除するのが楽しみになります。

夫は、「掃除機は必要や」と言っていますが、う〜ん、そう!?

これも『ハチドリのひとしずく』になるといいなぁ。できることから少しずつ…。
豪快な号外、もう読まれましたか?
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2007年06月30日

エルゴ(ERGO)の抱っこ&おんぶ紐

毎日、バタバタと忙しい日々が続き、長らく更新をサボってしまいましたが、みんな元気で楽しくやっております。

お座り→ハイハイ→たっちとどんどん動けるようになって随分一人でご機嫌に遊べるようになったかりんですが、まだまだ抱っこ&おんぶが大好き。ユズの送り迎えもあるので、スリングもおんぶ紐も手放せない今日この頃ですが、かりんも随分重くなってきたのでさすがに長時間の抱っこやおんぶは肩や背中が凝るようになってきて、どうしたものかと思っていたところ、とってもラクチンな抱っこ兼おんぶ紐を見つけてしまいました。

ハワイのお母さんが試行錯誤の上、開発されたものなのだそうですが、とにかく肩がラク!!今まで昔ながらのばってんおんぶ紐で重心を高くおぶっていても1時間が限界だった私ですが、このおんぶ紐は重心が低くても腰に体重がかかるようになっているので、何時間でもおんぶしていられそうなくらい楽です。デザインもシンプルかつおしゃれだし、抱っこもできるのでとっても重宝しています♪ただ、結構がっしりしているのでかさばるのと、このシーズンはスリングやばってんおんぶ紐と比べると暑いし、持ち歩きには適さないという難点はあるかもしれませんが…。それとお値段が…ちょっと勇気がいる価格かも、です。最近、リンカランやクーヨンなどにも登場して、自然派育児で脚光を浴びてらっしゃる日登美さんも限定カラーのものを愛用されているそうな。これはなんだかブームの兆し!?です。

そんなエルゴのおんぶ紐、日本ではココのお店で扱っています♪
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2007年04月28日

酵母ライフ

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すっかり暖かくなり、酵母がぷくぷく元気です。最近はレーズンの他にもりんご、いちご、柑橘類などで色々酵母を起こしては遊んでいます。パンを焼く以外にも煮込みやドレッシングに使うのが楽しくて。先日はリンゴ酵母液で煮た黒豆がとても美味しかったです。調味料を何も入れなくてもそれだけでほっこり甘くて。『酵母ごはん』の続編、気になっております。


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★レーズン酵母でベーグルを焼きました。豆乳カッテージチーズを添えて。普通のカッテージチーズの要領で温めた豆乳にレモン汁を入れるとできます。残った乳清は捨てないでパンをこねるときの水に使うと美味しいですよ♪

2007年04月22日

入園しました

ユズが幼稚園に通いだし、今までより早寝早起きで毎日バタバタと過ごしております。

入園前に慣らし保育に何度か行った様子でも、ユズは私から全く離れられなくてお友達とも関われなかったので、きっと入園当初は泣いて大変なんだろうなぁと思っていたのですが、入園式の日からユズはぱっと親の手を離して一人で前の席に座り、そのままこちらを振り返ったりすることもなく教室に入っていったのでびっくり。入園後、2日目、3日目と別れ際に少し涙を見せたものの、その後は日に日に表情も柔らかくなり、降園後はその日のできごとをいろいろ話してくれるようになってきました。

なんだかんだ言いながらも、幼稚園入園をとても楽しみにしていたユズ。彼女なりにきっと色々決心もしていたのかも知れません。それでも、まだ慣れない集団生活で緊張や我慢できっといっぱいいっぱい…。なんと今日は寝しなになって、いたずらっぽくではあったけれど、やめたはずのおっぱいを飲みたいと言い出したのです。そういえば、義妹も幼稚園に入園したばかりの頃、哺乳瓶で牛乳を飲みたいと言ったとお義母さんが話していたのを思い出し、ユズに飲んでもいいよと言ってみました。でも、どうやらユズはもう飲み方を忘れてしまったみたいで、遠慮がちにちょこっとくわえてみただけでしたが、「これから幼稚園がお休みのときだけおっぱいを飲む」とのことでした。さてさて、どうなることやら。おっぱいって子どもにとって、そんなに偉大なものなのですね。

これから、行きつ戻りつしながらも、ゆっくり成長してね、急に成長しちゃうのはなんだか寂しいな、などとユズの居ないしんと静まり返った家で、かりんと二人そわそわと降園時間を待ちながら考えたりする今日この頃です。


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あっという間に散ってしまった桜を名残惜しんで、桜餅♪りんごジュースで炊いた道明寺にいちごで色をつけて、フルーティな和菓子になりました。

2007年04月02日

親子教室終了

2年間通った、シュタイナー教育の親子教室がとうとう終わってしまいました。

月1回だったけれど、親子ともども心がほっと和むとても温かな優しい時間を過ごさせて頂き、幸せでした。ライゲンのときの、まるで本当に歌の風景が目の前に広がっているかのような、子どもたちの生き生きとした表情、シンプルだけれど充実感に満たされる手仕事、先生お手製のおいしいおやつ、そして、いつも子どもたちが真剣なまなざしで聞き入っていた素語りをみつろうの練り香水の香りとともに思い出し、とても名残惜しい気分です。

子どもとの暮らしの中で心に留めておきたいこと、先生が話してくださったことは、本当に子どもが健やかに育つ上で大切にしなければと思えることばかりでした。シュタイナー教育が随分広まってきて、たとえばテレビを見せないとかプラスチックのおもちゃを与えないとか表面的、断片的なことを取り入れることがどうしても先行してしまいがちですが、どうしてそうするのか、その裏にある子どもの発達の過程を知って、では自分の家庭では何を優先に何を大事にしていくのかを少し立ち止まって意識できるようになったことはとても有意義でした。

先生がいつもおっしゃっることの行間には必ず「自分で考える」ということが含まれていたように思います。『シュタイナー教育は人を批判したり見下したりするための手段になってはならない』、本当にそうだと思います。「こうしてはならない」「こうするべき」と単に○×方式の子育てではなくて、子どもにとって心地よい環境を作りだすために何を自分は選んでいけばいいのか、そんな指針が得られた2年間でした。現実問題、実践が難しいことも色々あるのだけれど、これからも、周囲と歩調を合わせながら考え選んで大らかに子育てしていけたら、と思っています。


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★久々にお家でにじみ絵。ユズは何かを描こうというよりも、できた絵を見立てて遊ぶのが楽しいようです。

2007年03月03日

初節句

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今日はかりんの初節句。ちらし寿司を炊いてささやかにお祝いしました。お雛様も今年は2月中ごろに頑張って出しました!これは私の実家からやってきたお雛様なのですが、なんと豪華8段飾り...なぜだか3大歌人とか何とかもついてます(笑)毎年、出すのもしまうのも大変なんですが、今年はユズもとても喜んでくれています。

かりんは5ヶ月になりましたが、なんとまだまだおんぶに抱っこの日々です。周りからは随分ラクになってきたでしょ?と言われるんですが、全く余裕がありません(涙)なんせ、着替えするほどの時間すら一人で横たわるということがないのですから〜。でも、『かりんはなんでこんなに甘えて泣くのかしら〜、何か伝えたいことでもあるんだろうか...』って考えていたときにふと思いました。『どんな妊娠経過だったとか、どんなお産だったとか、どんな物を食べて過ごしているとかそんなこだわり関係ないよ!私は私よ、お母さん、ありのままの私を見て!』ってかりんは言っているのかなぁと。頭でっかちになって、子どもの個性をありのままに見ようとする目が少し曇りかけていたのかもしれません。泣いてばかりいるし、昼間の睡眠時間もやたらと短いからか成長曲線の下限まっしぐらという感じですが、でも、元気で抱っこさえしていれば可愛い笑顔を振りまいてくれるかりんに今日も感謝です。

ユズはと言えば、かりんが寝たときくらいしか甘えられなくて、寂しい思いをさせているかもしれませんが、随分お姉ちゃんらしくしっかりしてきたような気がします。これもきっとかりんのおかげだね。

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2007年02月22日

おまるでおしっこ

最近はECなんて言われているようですが、かりんも始めてみることにしました、『排泄コミニュケーション』

小さい赤ちゃんでもちゃんとトイレでおしっこできるというのを知ったのはユズがまだ赤ちゃんだったころ。テレビでモンゴル(だったと思う)の赤ちゃんは日ごろからおむつをしておらず、その理由はおしっこが出そうになるとお母さんがさっとトイレに連れて行くので必要がないのだというのを見たのがきっかけでした。赤ちゃんがおしっこうんちが出そうだというのを表情やしぐさで見分けられると言うのは当時なんだか衝撃的でした。私には全然そんなサインが分からなかったから。それを当たり前のようにやってのけるお母さんたちを目の当たりにして、自分は母としてまだまだ子どものことを全然見ていないんだなぁとはっとさせられた出来事だったのです。

その後もあちらこちらのブログ等で生後数ヶ月の赤ちゃんをちゃんとトイレで用を足すようにしている方の記事を読んだりして、かりんには『おむつにするのが当たり前』と認識してしまう前にトイレでの排泄の気持ちよさを教えてみようと思っていたのです。

このごろはかりんも朝起きてすぐは特にまとめておしっこが出るので、まず始めは朝一から...と試してみたところ、いきなり大成功!しかも、本当に気持ちよさそうににっこり笑ってなにやらお話しているではありませんか〜。それがあんまり可愛かったのでおむつ替えなどのついでにちょこちょこおまるに座らせてみているのですが、これが毎回面白いように成功するのです(今はおしっこの回数自体多いのもあってでしょうか)。赤ちゃんでもやっぱりちゃんと分かるんですね。おまるに座ると顔つきがちょっぴり変わって「今から出すぞ!」って感じでちょっと気合が入るのです。

とは言え、相変わらずサインのようなものはさっぱり私には分からないのですが...でも、楽しくおトイレタイムが出来て、早くおむつが取れたら一石二鳥(笑)。

ユズのときはしばらく紙おむつと併用でしたが、かりんは今のところ布オンリー。寒い時期はやっぱり昔ながらの輪のおむつがすぐに乾いて重宝します。夜間や外出時はユズのとき同様、ソフトベビーを敷いて持たせています。
posted by sayah at 00:48| Comment(2) | TrackBack(0) | +布おむつライフ+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

今年も...

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今年もお味噌の季節がやってきました。味噌作りも3年目に入り、今年はたくさん作ります!まずは麦味噌8s分。ユズも一緒に麹と大豆をこねこね...。来週は玄米味噌も仕込む予定です♪

日本が誇る発酵食品と言えば、今甘酒作りも再燃しております。
炊飯器の蓋を開けたままで保温すると10時間ちょっとでできるようですが、我が家はマスタークックでお粥を炊いて麹を混ぜ、キルティングの布で包んでそれを更に発泡スチロールの箱に入れて保温し、冷めたら2,3回温め直すという方法で40度〜50度の温度をキープして作っています。出来た甘酒はそのまま飲んだり、寒天で固めたり、小麦粉と混ぜて焼き菓子を作ったり、ドレッシングなどにも大活躍。最近、気に入っているのは、お塩を1割ほど混ぜて作った漬け床に大根、人参、白菜などを小さく切って作る即席べったら漬け。簡単で美味しいですよ〜。

2007年01月14日

おんぶデビュー

新しい一年が始まりましたね。遅ればせながら今年もどうぞよろしくお願いいたします!

しばらく夜はまた一人で寝るようになっていたかりんですが、ここに来てまた私がいないとすぐに目が覚めてしまう日が続いていました。赤ちゃんの成長は行きつ戻りつ...ですね。

かりんの首がしっかりと据わったので、最近はもっぱらおんぶで家事をこなしています。未だにかりんが一人で床に横たわっていられるのは、一日のうちでもっともご機嫌な朝の寝起きの数十分だけなので、両手が空いて家事ができるようになっただけでも、とても楽になった感があります。

ユズはおんぶが嫌いな子だったので、もしかしたらかりんも?と思い、しばらくの間はさらしの腹帯でおぶっていたのですが、かりんはどうやらいけそう...ということで、頭あてのついたおんぶ紐をやっと購入(北極しろくま堂さんのバッテンおんぶ紐です♪)。腹帯だとユズに手伝ってもらわないと上手くおぶえなかったし、寝てしまうと首が後ろに反り返ってしんどそうだったので、やっぱり専用のものは使い勝手が断然いいです。
かかとでトントンと揺らすとかりんはあっという間に夢の中〜。

とは言え、かりんは全然寝ない赤ちゃんで、続けて1時間も寝るなどということが全くありません。せいぜい20分くらい寝たら起きる細切れ睡眠で昼間トータル2時間も寝てるか寝ていないか!『寝る子は育つ』と言いますが、かりんはあんまり寝ないからかどうかは分かりませんが、生後2ヶ月から3ヶ月で全く体重が増えなかったのでちょっぴり気になったりもしました。

そして、3ヶ月にして、ユズと同じくかりんももう人見知りが始まりました。おじいちゃん、おばあちゃんのところに遊びに行くとひとしきり泣いてから、というのが恒例に。それでも嬉しそうに抱いてくれるおじいちゃん、おばあちゃん。その脇で主役を取られてしまって、ちょっぴり寂しそうなユズ。ここぞとばかりに母の膝を独占したり、ヤキモチ焼いてかりんにちょっと意地悪なことを言ったり。ユズの気持ちもよーく分かるのだけど、でも赤ちゃんの可愛いさはやっぱり格別なのですよね。
posted by sayah at 23:35| Comment(6) | TrackBack(0) | +ベビースリング+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月30日

3ヶ月を過ぎて

かりんは3ヶ月を過ぎて少しずつご機嫌に過ごす時間が増えてきました。とは言え、まだカンガルーみたいに一日の大半を抱っこしたまま過ごしていて、もうすっかりそれが普通のことになってしまいました(笑)。

それでも、子どもが2人になったから大変というよりは赤ちゃんとの生活の忙しさがあるだけで、4歳離れるとユズは自分のことは自分で出来るし、かりんがぐずっているときや家事をしているときもユズはひたすら自分の世界に入っておままごとをしたり、誰かになりきってお話していたり…。ユズの相手を存分にしてあげられない時申し訳なく思ったりもするのだけど、そうやって想像の世界に浸りきることも彼女の心の糧となっているのかもと思えば何だか救われる気がします。

甘えてばかりだったユズが本当にしっかりして見える今日この頃。かりんが眠っていると甘えに来たりはするのだけど、あんまりいい子だと何か我慢しているのではないかと心配したりして…。


今日は、前々からユズに作ってあげようと思っていたお人形用のスリングを作りました。

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一見リネンのように見えるこの生地は、実はかりんから拝借したサラシのおむつ!大きさがちょうどよさそうだったので、コーヒー染めをしてストラップをつけて出来上がり〜。ユズが一番気に入っているぬいぐるみを嬉しそうに抱っこしています。この子は大きさがちょうどかりんと同じくらいなので、毎日かりんのお洋服やおむつで着せ替え人形状態(笑)。


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今日はとてもキレイな空でした。「お空にお船が浮かんでる〜」とユズ。家の中からでも子どもってすぐにこういうことに気づくのですよね。


いよいよ今年も終わりですね。今年も1年間いろいろな方とお話できて楽しかったです。どうぞよいお年をお迎えください♪

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